塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

政治家が仕事をしていないので・・・。

塾長です。

昨日(米国11/17)の米株市場は、大型株小幅下落、小型株小幅(連続)上昇。

 S&P500、3,609(-0.48%)

 Nasdaq、11,899(-0.21%)

 Russell2000、1,791(+0.37%)

【米国市況】株が反落、コロナ感染拡大を意識-円やポンド上昇 - Bloomberg

 

 

米国では、毎日コロナ患者数・入院者数が記録更新しているらしいネ。それが株価の上値を抑えている。

カリフォルニア州では、制限を強めるそうだ:

www.youtube.com

州知事ゲビン・ニューマンが支援者集会(かな?)を開いた事(コロナを広めるような事をした事)について謝罪。

まったく、政治家は・・・。

 

 

債券、為替はあまり動かず、Bitcoinが上昇:

 10年債、0.8720

 ドル円、104.18

 Bitcoin、17,519

ビットコイン、1万7000ドル突破-約3年前のバブル崩壊直後水準 - Bloomberg

 

 

指標は、

 10月 鉱工業生産[前月比]、1.1%(予想1.0%)

 11月 NAHB住宅市場指数、90(予想80)

米鉱工業生産指数、10月は製造業が6カ月連続で上昇 - Bloomberg

米NAHB住宅市場指数、3カ月連続で最高更新-郊外物件が人気 - Bloomberg

今日は10月の住宅関連指標が発表されるので、注目。

 

 

市場的には、AirBnBとDoorDashのIPO、TeslaがS&P500に採用、辺りが大きなニュース。

どの株にも興味はないが、S&P500に組込まれたらTesla株を自動的に所有してしまうことに。ウーム。

 

 

政治的には、(また)ザッカーバーグとドーシーが議会に呼びつけられ、証言。

政治家がルールを作ららないのが悪いのに、事業家を叱っている構図。

 

 

そして、パウエルがしゃべった。

今回も「財政を出してくれ~!」と懇願している(開始5分後あたり):

www.youtube.com

 

ここでも、政治家が役に立っていない・・・。

バフェット、医薬株を買う。

塾長です。

昨日(米国11/16)の株式市場は、モデルナのワクチンを材料に大幅上昇。

 S&P500、3,626(+1.16%)

 Nasdaq、11,924(+0.80%)

 Russell2000、1,785(+2.37%)

【欧州市況】株は続伸、2月末以来の高値-ドイツ債はほぼ変わらず - Bloomberg

 

指標は、

 11月 ニューヨーク連銀製造業景気指数、6.3(予想13.9)

NY連銀製造業指数、11月は3カ月ぶり低水準-受注と出荷急低下 - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.9060

 ドル円、104.5870

 

Pfizerワクチンのニュースの時と同様、CNBCやYahoo Financeは子供のような騒ぎよう。月曜日で、ニュースも少なかったし。

Pfizerと言えば、バフェットが買ったらしいヨ。

markets.businessinsider.com

・月曜日、規制当局への届け出で、Berkshire Hathawayは3QにAbbVie($1.8B)、Bristol Myers Squibb($1.8B)、Merck($1.8B)、Pfizer($136M)をポートフォリオに組み入れた事が分かった。

・少しApple株を売り、JPMorgan、Barrick Goldを大幅削減、Costcoからはエグジット。

 

 

バフェットさんも、悩んでいるネ。

金鉱株を売ったのは、ドル安にならない・インフレにならない、と考えたのかな。

Citiはドル安だと言っている(もちろん、ポジショントーク):

ドルは来年20%下落する可能性も、新型コロナワクチン普及で-シティ - Bloomberg

 

個人的には、昨日損出しのためにKHCを売り、Appleを買い。

12月末にかけて株高だと思うが、一気に損出しするのではなく、徐々に進めていく所存。

トランプはサンタクロ~ス ♪

塾長です。

昨日(米国11/13、多分マーケットが閉まった後だと思う)、久しぶりにトランプが報道陣の前に姿を現した。

Operation Warp Speed(コロナワクチン、治療薬の開発促進)の成果を誇示:

www.youtube.com

Pfizerのワクチンはすぐにでも使用許可が出て、数週間以内に配られるのだそうだ。

具体的に彼が言ったのは:

「7月、我が政権はワクチン1億回分の大量生産と配送を支援するため、Pfizerに$1.95Bを出した。さらに6億回分購入するオプションがついている。ワクチンは無料になる。すぐにでも緊急的な使用許可を出す用意がある。非常に素早く行えることを期待する。」

「他3つのワクチン候補が数週間以内に治験最終段階に入る」

「ワクチンは、フロントライン・ワーカー(医療機関従事者)、年寄り、リスクの高い人に、届けられる。[許可が出てから]数週間以内で」

 

しかし「NY州ではNY州知事のクオモが反対しているので届けることができない」そうだ。

 

面白いのが、これを放送している放送局の一つPBSアメリカの公共(的な)放送局)では、トランプ演説中、次のような注意書きを画面に映し出していた:

「専門家はファイザーのワクチンに関して、さらなる透明性と証拠が必要だと言っている」

「米国におけるコロナ感染数は加速して増加中」

「今年、少なくとも240,000人のアメリカ人がコロナで死亡」

これは、一方から見れば、トランプが大衆を欺かないように事実を伝えている事になるし、逆側から見れば、トランプの成果を貶める行為。

 

数週間以内と言うのは、まぁ、今年中(12月末、クリスマスまで)に、くらいの意味でしょう。

ロシア、中国ではワクチン接種が始まっているし、可能性はゼロではない。

本当にワクチンが配られれば、トランプはサンタクロース♪(松任谷由実風に)。

そして、株は暴騰。

配られなくても株は下がらないはず(織込み済み)。

さて、どうなるか、楽しみデス。

【James McDonald】S&P500は年末までに20%下落【弱気派】

塾長です。

昨日(米国11/13)の米株市場は、反発して大幅上昇。S&P500とRussell 2000が最高値更新。

 S&P500、3,585(+1.36%)

 Nasdaq、1,744(+2.08%)

 Russell2000、1,744(+2.08%)

【米国市況】S&P500が最高値更新、景気循環銘柄や小型株が高い - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.8930

 ドル円、104.6200

 

そしてゴールド、Bitcoinが高い。

 Gold、1,888

 Bitcoin、16,326

 

経済指標は

 10月 卸売物価指数(PPI)[前月比]、0.3%(予想0.2%)

 同[前年同月比]、0.5%(0.4%)

 10月 卸売物価指数(PPIコア)[前月比]、0.1%(0.2%)

 同[前年同月比]、1.1%(1.2%)

 11月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値、77.0(82.0)

米生産者物価指数、10月はコア指数の伸びが鈍化-予想下回る - Bloomberg

米消費者マインド指数、11月は予想外に低下-期待が大幅悪化 - Bloomberg

 

 

大方のアナリストは強気でいるのだが、弱気派の人もいる。

そんな弱気派の一人、James McDonaldの解説(という程でも無いが・・・)を自分への戒めの意味もむくめ書きだしておこう[4:46~]:

youtu.be

・この相場はバブルだ。

 市場がいつ破裂してもおかしくない。

 ロックダウン、新たな行動制限導入や、経済刺激策の遅れがきっかけになるかも知れない。

 この市場がどのような状態かと言うと、去年のThanksgiving時と比べ30%高で最高値。今年2月の高値に比べて5%高。コロナ前より経済が強いなんてあり得ない。経済は減速している。

 直近6週間で、2回の9%下落(pullback)を経験した。3月以来、最初の弱気のサインだ。3度目の下落が年末までにあるだろう。10%なら3,250.

 ここで止まると思っていない。3,000まである。20%の下落だ。これが起こると思っている。

 

 

ということで、素人投資家は20%下落してもパニックに陥ることなく、淡々と、機械的に買い続けましょう(もしくは、持ち続ける、徐々に切り崩す、その人の人生・投資ステージに合わせてネ)。