塾長です。
昨日（米国2/23）の米株市場は、ヨコ。
S&P500、3,881（+0.13%）
Nasdaq、13,465（-0.50%）
Russell2000、2,231（-0.88%）
【米国市況】株上昇、パウエル議長発言で買い安心感－ドル下落 - Bloomberg
米国株のモメンタム銘柄が下落、バーンスタインは歴史的な割高を指摘 - Bloomberg
債券、為替、コモディティ：
10年債、1.3620
ドル円、105.23
Bitcoin、48,669
原油、61.20
ビットコイン下げ加速、５万ドル割り込む－警戒感広がる - Bloomberg
経済指標：
12月 ケース・シラー米住宅価格指数［前年同期比］、10.1%（予想9.9%）
2月 消費者信頼感指数、91.0（90.0）
2月 リッチモンド連銀製造業指数、14（16）
米20都市住宅価格指数、2014年以来の大幅上昇－低金利で活況続く - Bloomberg
米消費者信頼感指数、２月は３カ月ぶり高水準－現状認識が改善 - Bloomberg
政治・金融では、パウエル議長の上院議会証言。当たり前ですが、サプライズは無し。
個別株で動いたのは、Bitcoin関連でTeslaとSquare。
テスラ株が４営業日続落、年初からの上昇を帳消し - Bloomberg
23日の米株式市場では、・・・テスラの株価が続落。年初来の上げを消し、一時は昨年12月にＳ＆Ｐ500種株価指数に採用された当時の水準を下回る場面もあった。
スクエア、約3318ビットコインを1.7億ドルで購入－投資額2.2億ドルに - Bloomberg
CNBCがBitcoinについてイエレン財務長官にコメントを求めた：
・今朝（米国2/23）、Bitcoinの価格は49,000ドルあたり。Bitcoinと結び付けられて考えられている企業、Tesla、Square、Paypalも下落している。Teslaは2/8にBitcoinの購入を発表した。それ以来、Tesla株は20%下落。Bitcoinはまだ約25%高い位置にある。
・昨日、ジャネット・イエレン財務長官とBitcoinについて話をする機会があった。彼女は潜在的な危険を警告した。
イエレン：以前にもいったように、Bitcoinは決済に広く使われるようになるとは思わない。それが違法な金融（illicit finance）であったとしても。決済には、とても非効率であり、それを処理するエネルギーが膨大だからだ※。非常に投機的な資産だ。人々は、Bitcoin価格が大幅に変動すると認識すべき。投資家が被る潜在的な損失を心配している。
大部分は普通の事を言ってマスね。Bitcoinは決済完了に10分かかるので、日々の決済には使えない、とか。
ただし、※の部分、"the amount of energy that's consumed in processing those transactions is staggering"。勉強不足であれば申し訳ないが、（Bitcoinマイニングが莫大な電力を消費するのは知っていたが）財務・金融の人達がそれを直接的な問題として取り上げているのを初めて聞きました。金融マフィアの人達はESG観点からもBitcoinを批判するのだな、と。( ・・)φメモメモ
この論を発展させ、今流行りのESG投資からBitcoin（関連株）を除外させてくるのかも知れない。極論としては「TeslaはEVでESGに貢献していますが、エネルギーを無駄に使うBitcoinを買っている・決済に使っているので、投資先として適切ではありません」と。
考えすぎ？
