塾長です。
ドラッケンミラーが2020年見通しやポートフォリオを語ってたヨ:
・金融緩和、刺激策で金が溢れてる。(短期の)見通しは明るい。
・equity (成長株・クラウド、銀行・金融、日本), some commodities(銅。energyは持ってない。持つべきだったかも。需要予測がよろしくない), commodity currencies(Canadian、AustrianとNZ、Mexican を少々)をロング
・fixed income (国債), Yenをショート
・ポジションなんてすぐに変わるかも知れないけどね。2、3週間続けばイイ。ふふふ。IMFが考えてるより成長すると思ってる。
・来年利上げするほどジェローム・パウエルに度胸ない。確か前回か前々回のQ&Aセッションでレポータが聞いた「米中通商交渉がまとまったら次は利上げするのか?って。パウエルは「そんなことはしない。インフレ率が低いんだから」って言った。ちょっと待て、98年通貨危機ではインフレ率が低い状態でも当時FEDは利上げした。こいつら何考えてんだかさっぱり分からん。
・イギリスポンドが大好き。イギリスは社会主義に行かない。500年も独自にうまくやってきんだから。ボリスは出来の良いトランプだ。イギリス金融株持っている。
・ラガルド(ECB総裁)について評価出すには早すぎる。ただ、金融政策と気候変動を結びつけるのはどうかと思うね。
・インフレ率が過去において目標を下回ってきたからと言って、それを埋め合わせるインフレ率を目指すのは理にかなわない。金融政策は将来のためであって、過去をどうこうするもんじゃない。2%にしなきゃいけないなんて言うけど、そんなの誰が決めた?やらなきゃいけないと決まってるのは「物価安定」だろ?
・今年の儲けはようやく10%。トランプ政権が何やらかすか信用できなくて、リスクを取りに行けなかった。
・次に弱気相場に入るとしたら、政治イベント、金融引き締め、クレジットイベント。今のクレジット市場には悪いリンゴがいっぱい。顕在化してないのは利率が低いだけ。すぐにどうこうなるとは思わないけど、俺も昔間違ったからな。
66歳らしいけど、老いたわー。