塾長です。
Wisdome Treeって、日本撤退したんじゃなかったっけ???
ジェスパー・コールが、2020年日本は成長するゼ、と吠えてる:
・もしドル円が95~100のレンジになれば日銀は介入する。日本の会社は105円程度で見ているので。
・公共需要、財政出動、民需と事業投資、消費は固い。1.5~2.0%成長が見込まれる。
・日本企業は国内投資をし始めた。利益増加が見込める。
・日本は「良いデフレ」。価格が下がり、企業利益は上がる。それが企業の競争力を上げている。
・日銀は2%に拘っていない。拘っているのは、賃金。労働市場がタイとになり、名目賃金上がる。それが安倍政権のフォーカス。
・4月に賃上げ交渉。去年は2%を下回り、失望。今年は3~3.5%を期待。そうなれば消費が拡大。
・日本の構造改革はマラソン。ゆっくり進む。例えば、最近M&Aに関する税制を変更。こういう小さい改革が波及効果を及ぼす。2020年はM&Aブームが起こる。
・輸出は中国景気次第。ここで言いたいのは、日本は国内で成長する。
このおじさん、どうしても日本に居続けたいだろうね。
誰もがポジション・トークするわけだけど、彼はいつも度が過ぎる。3%賃上げなんてあり得ない。1.5%くらいが現実的?
まず定期昇給という仕組みが無くなる方向にある。
それを横に置いても、3%賃上げが起こるのは、企業内に滞留する使えない年寄り(バブル世代)を解雇できるようになってから or それらが引退したとき。
安倍政権の方向性は、その反対。バブル世代が引退して国が年金 or 福祉で世話したくないので、定年延長を画策(年金受領年齢の引き上げとともに)。
それに反対しているのが経団連。アキオちゃんや、中西が「終身雇用は維持できない」と言っているのは、そういう事。
もっとマクロを見ようヨ。