塾長です。
Leutholdのジム・ポールソンが2020年の見通しを語ったヨ:
・去年、S&P500、20%弱の下落をみせた。
・伝統的には弱気相場と呼ばれる。弱気相場では全てがうまく行かなくなる気分になる。
・しかし、直ぐに相場は回復。相場の見直し、債券利回り下落、利下げ、リセッションに対する警戒、があった。
・1950年まで遡って考えると、2019年(2018年12月24日~2019年12月24日)は、[過去の]強気相場の初年度と同じに見える。
・2020年は、強気相場の2年目に当たる、という事だ。
・強気相場の2年目は、人々が回復を現実のものだと思い始め、楽天的に。ファンダメンタルズが改善。企業収益見通しも上昇。
今まさにそれが見え始めている。
・2020年が過去にあった強気相場2年目と同じ道をたどるとすると、S&P500は3500~3600まで上昇する。
・この業界に37年いるが、確かにこの10年は昔と違う。成長は遅いし、雇用が戻るまで時間がかかる。過去最長の経済成長期。最長の強気相場。道の領域にいる。
・関税、QE、MMT、1兆ドル負債、完全雇用、マイナス国債利回り。
・しかし、消費者のバランスシートは健全、生産性は向上、労働参加率上昇、世帯数増加、ミレニアム世代がようやく結婚し世帯を持ち始めた、製造業がリセッションを脱する。やっぱり、回復期にいるように思う。
・戦後全ての回復期はある種のオーバーヒートで終了。インフレ。そして利上げ。今回もそうなるだろう。
・2018年、そうなる寸前だった。
・現在、完全雇用状態でさらに成長するとしたら、やはりインフレになると思う。FEDはインフレを起こしたい。最終的には成功する。
・ただ2020年だとは思わない。あと数年後か。
・そのような状況で、投資先は、今まで投資してこなかったところ。アメリカから出来るだけ遠いところ。すなわち、新興国、小型株、定位株より循環株、割安株。
分散しているが、どちらかと言うとそっちの方向に傾いてる。
もうS&P500、米国大型株、グロース株は十分持っちゃってるんだろうね。
そこから追加投資先としては、新興国など、と。
きっとこういう人が日本株を買ってるんでshow。
今日、ソニーがバブル期以降の最高値付けたようだけど。