塾長です。
Fidelityのジュリアン・ティマーに聞いたヨ:
・2020年はまぁまぁの年になる。2019年を超えるのは難しい。
・地政学的イベントが起きた時に考えるべきは、市場にシステム的な影響を及ぼすか、その仕組みは何か?
・今回の場合で言えば、石油価格の急上昇があるか、ないか。今回は無さそう。
・市場をドライブするのは、企業収益。
・2019年末のラリーは、企業収益の増大期待。P/Eは32%上昇。企業収益は1%。2018年と逆の現象。
・2020年はラリーを正当化するために企業収益は増えなければいけないし、実際そうなりそう。収益は8%増加すると予想。2%の配当を加えると、10%。
・若干下回るかも知れないが。
・というのも・・・
・収益EとP/Eには変曲点がある。
・2018年はEが伸び、P/Eが低下。2019年は逆。
・そして、2018~2019年、2年間の企業収益の伸び、P/Eの伸びを見ると、それぞれ23%、26%となる。配当を加えると、市場と企業収益は一致する、という事。
・2020年はEが上昇していく番。P/Eは裏方にまわる。それが若干下回るかもと言った根拠。
ちょっと難しい!
ポイントは、企業収益が期待通り上昇するか良く見とけ、って事だネ。