塾長です。
2019年は株と債券の同時高、混乱させられた年だったのだけど、今年はどうなるんだろうネ?:
・ハイイールド債券を扱ってるマネージャは板挟み。
・2019年は特殊な年だった。ハイイールド債が上昇。CCCではなく、BBがリード。
リスクを取らずとも、リターン得られた。
・今は、BBの利回り4%。それじゃリターン得たとは言えない。
CCCに行くしかない。
・しかし、多くのCCCはエネルギーセクター。この手の会社は、フリーキャッシュフローが豊富じゃない。特に石油採掘業者。
・石油価格次第。原油価格が80ドルなら、これらの会社は大丈夫だろう。でも、50ドル、60ドルじゃダメだ。
・CCC上昇は、ファンダメンタルズというより、金融緩和のおかげ。長期で見ると、タフ。
・CCCにはデフォルト、格下げの可能性が常にある。急変前に逃げ出せるほど頭が良いか、ヘッジする必要がある。
・買い手は、機関投資家、個人の両方。
・65歳以上の投資家の金が、毎年1.3兆ドル、今後10年間、インカムを求めて債券に流れる。
・IG(投資適格債)について言うと、我々の顧客、欧州、特に日本から聞こえてくるのは、為替ヘッジのコストが下がってるという事。2,3年サイドラインにいた彼らが戻ってきてる。
・レバレッジド・ローンも悪くない。
マクロな流れとして、世界中で年寄りが増加→彼らには日々の生活費が必要→(定期的にお金を振り出してくれる)債券が買われる、がアルのは押さえておいた方が良いネ!
だから、この先数10年、下手すりゃ100年、金利は上がらない、物価は上がらない、って事だ!!
ホント?