塾長です。
12月米雇用統計の結果を受けて、モルガンスタンレーのチェタン・アーヤが、その解釈と今後の見通しを語ったヨ:
・アナリスト予想を下回ったが、悪い数字ではない。
・そもそも、失業者数が非常に少ないので、大きな伸びは見込めない。
・1.8~1.9% GDP成長予測に沿った値だ。
・これくらいの数字が今後12か月続くだろう。
・貿易戦争は大きな要素。
・設備投資が徐々に下がっている。望ましくない。
・ネットの貿易収支が黒字に戻ってほしい。今期、来期は達成するだろう。
・GDP成長1.8~1.9のために、これら数値が戻ってくる必要ある。
・米国は低成長だが、それ以外の国・地域は大幅成長を見込んでる。
・欧州+英国には財政政策余地がある。
・貿易摩擦解消により、他の中央銀行、特に新興国、が弛緩的金融政策をとり、製造業が成長。
・米国の場合、製造業がGDPに占める割合が低いので、それほど効いてこない。
・よって、米国よりも、それ以外の成長率が高いと予測。
新興国の製造業が伸びるためには、買い手が必要で、それはいったい誰なのよ???
という気がしなくもない。
米国だというのなら、米国個人消費が伸びる→GDP上振れ、なのでは、と。
それとも、中国頼みか・・・。