塾長です。
UBS Wealthデイビッド・レフコウイツと、Crossing Advisorsのケビン・ケイロンが米株高に今後の見通しを聞いたヨ:
<UBS>
・19年末からの上昇は、主に低金利によるもの。
・まだ企業収益見通しは増えてない。
・世界景気は期待外れ。
・米国が一番良いとは言え、成長率は高くない。
・民間給与の伸びが思わしくない。1.5%程度。
・このまま株高が続くとしたら、マクロ環境の改善が必要。
・ファンドマネージャはベンチマークを超えようと、リスクを取り、β値の高い(市場平均より値動きの大きい)小型株を取引きしている。
・世界経済に成長が見られるとき、まずこのセクターが買われる。
<Crossing>
・マクロが後押しー低金利、低インフレ、低失業率ーし、株評価(valuation)は平均より高くなってる。
・株評価は、1、2年後のリターンとは、関係性がない。これだけを見て、リターンを論じるのは誤り。
・企業収益は改善するだろう。19年はフラットだったが、20年はグローバルの景気循環分野で収益改善がみられるだろう。6%の伸びを見込んでる。
・2020年中頃、S&P500は3,400に達すると見込んでる。
・個人消費が強いので、一般消費財セクターが平均を上回る。アマゾンがいる。
・通信セクターも良い。メディア、インターネット関連の会社。
インターネット巨大企業はまだ安い。
もし相場が下落しても、電話会社が守りになる。
当たり前の事しか言ってないネー。
低金利が企業収益をどこまで後押しできるかが、カギ。
FAANG買っとけ、みたいな。
ポイントがあるとしたら、平均リターン(S&P500)を上回りたかったら、(テクノロジー企業などの)中小型株を持っておいた方がイイ、って事くらい。
上回りたかったらネ。