塾長です。
米中貿易合意フェーズ1の中身が分からないまま、コメントしている人がたくさんいる。
騙されないようにしてネ。
交渉の中枢にいたピーター・ナヴァロが、PBSに出演し、本当の所を教えてくれたヨ:
・関税が悪いものだと考えている人が多いが、この政権は関税が我々の労働者、製造業、イノベーターを守るための素晴らしいツールだと証明した。
・関税を使って、中国を交渉のテーブルにつかせ、歴史的な交渉をまとめられた。
・関税はによって過去4か月中国からの貿易赤字を減らした。
・それが、今、米国の好景気、50年間で最も良い労働市場を支えている。
・中国はアメリカからの輸入を2017年比、$200B増加させる。
・中国が合意を破っても、WTOだったら判定が出るまで3年かかる。
・この合意は、米国政府、米国企業から問題点を指摘した時点から解決策を導くのに、90日で完了する。
・問題が解消したかの判定は、中国との協議ではなく、米国だけで行う。米国が片側性の権限を持っているのだ。
・もしライトハイザーが問題解決していないと判断したなら、彼には即座に同等の反撃を行う権限がある。
・米国に負けは無い。
・改革派の劉鶴のような人は合意を守るだろうし、重商主義者、タカ派は守ろうとしないかもしれない。その場合でも、WTOと違って、我々には手段がある。
・フェーズ1では、IP窃盗、強制技術移転、通貨操作に対処した。それに加え、米国産品追加購入と金融市場開放が入っている。
・確かに、不公平な補助金、国有企業、コンピュータのハッキングによるトレードシークレットの盗用、アメリカ人を殺すフェンタノール問題は含まれなかった。
・関税がまだ効いているので、中国からのダンピングを防ぎ、合意を守らせられる。
・この15年間、オバマ、ブッシュ、クリントン政権は中国に平伏し、アメリカの仕事が奪われてきた。トランプだけが立ち上がったのだ。
・例えば模造品はIP盗用の一例。我々は毎月税関で数千ものパッケージを開け、チェックした。模造品、禁制品の割合は、なんと、15%だった。
・この先数か月で、この割合は大幅に減少する。数字で管理する。
・合意が守られなければ、対抗措置を取るまでだ。
相変わらずの超強硬派っぷりを見せてくれて、嬉しいヨ。
米国株投資家は、ピーターを応援してネ!