塾長です。
JPMorgan Asset Managementジャック・マンリーのインタビューだヨ:
・ジョブレポート、雇用が増えるのは、いつでも良いニュース。
悪い面は、労働市場がタイトだと、長期的にみて、供給サイドの制約になる。
・新型肺炎の影響を語るのはまだ早い。まだ致死率が分からない。中国政府は過去の経験から学んでいるので、収束は速いのではないか。
・一般的に、景気が良くて、株価も高ければ、現行大統領が強い。客から言われているのは、長期で見ると、政治は関係ない。
ベースシナリオは、誰が大統領になろうと、政府は分断され、政治は部族的。分断された政府は、政策変更を出来なくする。
・今の株式市場は、何にでも過剰反応。超低金利で、しばらく大きく動かない。投資家は必至に機会を探している状態。
・2018、2019年がそうであったように、不確実性が高いときに買われるのは米国株。人々はアメリカの株式市場、政策に頼っている。他の先進国をみろ。政策リスク、政治リスクが高い。
・特に一部のテック株はvaluationが高い。[企業の]長期の利益可能性を測定する適切なツールがあるだろうか?これらの企業は、10年、15年前には存在できなかった。ドットコム・バブルの時に比べたら、彼らのvaluationは高くない。
政治が安定しているという点では、日本株がもっと買われても良いはずなんだけどネ。
人口動態からくる成長可能性の低さと、企業の閉鎖性が嫌われてるからネ。
そのおかげで強欲資本主義から逃れられている面もある。あまり欲をかかないのが吉。