塾長です。
Fundstrat Global執行役トム・リーに、買い時を聞いたヨ:
・新型肺炎がピークをつけたかどうは分からない。
[2/24に株価は]3%下落した。
リセッションではない。PMIは50を超えている。
1948年以来、同様な事象が47回発生。
94%は6か月後にそれより高くなった。
90%、12か月後、高かった。
なので、買っても良い(buyable)と考えている。
・市場は2進法の結果を織り込めない。リセッション入りする可能性を無視するのは難しい。
しかし、米国株が売られるべきでない理由はある。
世界を見渡して、安全な取引。
米国企業の優越性は元に戻る。
パンデミックが起こると決まったわけではない。
あなたがアクティブ・マネージャだったら、顧客の半分以上は投資している必要がある。株を持たないわけにはいかない。
マクロの顧客でさえ、100%キャッシュはあり得ない。
・市場は、米国での新型肺炎蔓延を50%程度織り込んでいると思う。
それが株価急落、VIX上昇に表れている。
デリバティブ市場はこれが数か月続くと読んでいる。
・10年国債、30年国債の金利低下は、我々が恐れるべきだと言っている。
しかし、10年と30年のスプレッドを見てみると興味深い事に拡大している。
これは短期的な経済的打撃と、それから大きく回復することを示している。
10-30年国債の差は、ここ50年使われてきた指標。間違ったことは数回しかない。
バックミラーを見ても、先の事は分からない。
どこが買い時かなんて分からないネ。
5年、10年の長期でみれば、いつでも買い時。
バブル崩壊や戦争でも起こらない限り。
こんな時は、自分でエントリーポイントを決めておくと良いでしょー。
「落ちるナイフはつかむな」と言われるけれど、反転後、上がっている途中で買うのも難しいヨ。