塾長の資産運用

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【ヌリエル・ルービーニ】株急落は白い白鳥【NYU Stern教授】

塾長です。

NYUスターン経営大学院教授ニュリエル・ルービーニのインタビューだヨ:

www.youtube.com

・様々なテール・リスクがある。

 今年はコロナ・ウィルスだった。

 今までもエピデミックはあった。SARS、MERSや、中国だけでも豚インフル、鳥インフル

・市場の反応は急激。SARSよりもシビア。

 いくつか理由がある。

 SARSの時、中国は世界経済の4%。今は20%。

 SARSの時、グローバル化は今より進んでいなかった。中国がWTOに入ったばかり。

 中国が世界成長に寄与する割合は20%程度だった。今年は半分。

 今、中国は部品の供給元。中国から部品が来なければ、世界の工場が止まる。

・市場は先週まで幻想を見ていた。ようやく修正した。

 今、ベストなシナリオで、中国のV字回復。

 中国の第一四半期が-2%になったとしよう。年率-8%だ。

 大き過ぎると感じるかも知れないが、そんなことはない。

 19年4Q、日本は消費増税で-6%だった。

 増税で‐6%なら、-8%は寛大に感じるのではないだろうか。

 そして、2Q以降、年率換算+8%にV字回復したとする。

 それで、ようやく年率4%だ。

 現実的に考えて、2Q以降+6%だとすると、年率+2.5%成長でしかない。

 中国の成長率が2.5%になると何が起こるか?

 欧州はリセッション入りする。既にイタリアはリセッション入り、ドイツはリセッションが近い。

 これは中国だけを計算に入れた場合だ。

 世界中でコロナウィルス感染が拡大するとどうなるか?

 さらに酷くなるという事だ。

 グローバルな景気後退になっても、まったくおかしくない。

・今の株急落は秩序立っている。

 株価は上がり続けていた。コロナウィルスがあると分かっている2月中旬でさえ上げた。

 そして秩序だった修正が入ったのだ。金融危機ではない。

 クレジットマーケットは動作している。

 ハイ・イールド債のスプレッドは広がっているが、シャットダウンしているわけではない。

 2016年1Qのように、スプレッドが300から900に拡大するような事態になる可能性はある。

 REPO市場はタイトになっているが、FEDが対応するだろう。

 クラリダ、バラードが何と言おうと、FEDは3月に利下げする。

 もし来週株価が10%下がったら、もしハイ・イールド市場、レバレッジド・ローンが停止したら、FEDは3月を待たずに利下げせざるを得ない。

 その可能性は高くないが、まったく除外もできない。

・ブラジルで患者が一人出てパニックになった。

 ドイツや米国で数百人患者が出たらどうなるか、あなた自身に問いかけて欲しい。

 市場は理性的に対応するか?そうじゃないか?と。

 

 

 

そうそう、ハイ・イールド債、ジャンク債ですよ、気になるのは。

株価が下がっても、会社は潰れない。そして株価はいつか戻る。

債務不履行となると、そうはいかない。

農林中金が8兆円分持っているCLOは大丈夫?

ドイツ銀行がため込んで破裂する、する、と言われ続けて破裂しない6千兆円のデリバティブは大丈夫?

金融市場崩壊だけは避けて頂きたい。