塾長です。
市場は経済指標など関係なく、コロナ一色。
コロナニュースをネタにしたアルゴリズム取引で、一般投資家は置いてきぼり。
世界最大のファンドBlackRockが客に何て言ってるか気になるよね?
同社ポートフォリオ・マネージャのラス・コエストリッチのインタビューだヨ:
・顧客に言っているのは・・・、
ボトムはどこになるのかは分からない。
しかし、米国経済の基本的構造は堅牢。
ウィルスの影響は分からないが、分かっている事として、労働市場は強い、低金利は追い風、安い石油価格は消費者にプラス。
今後数週間でウィルスがピークをつけた場合、マーケットは反応すると思う。
・[10年]債券が70ベーシスポイントというのは、ものすごく沢山の悪いニュースを考慮して割り引かれたもの。
構造的に、数年間債券が上昇してきたこと、人口動態が逆風。
供給も少ない。
しかし、急激な利回り低下、ゴールド値上がり、円の値上がりを考えると、市場にとんでもない恐怖があるという事。
株はまだ下がるかも知れない。債券が最も最適な例として、ヘッジ[できる資産]に影響が出ている。
・18年は中央銀行の[引締めから緩和への]転換によって[株下落が]止まった。
18年は金融情勢がタイトで、緩和によって株が上昇。
今回は、変化のきっかけが普通ではない。
政府の緊急対策、ウィルスの減速を見るまでは上がらない。
1、2週間で春になる。それで止まると良いが。
・債券はまだヘッジとして持っておくべき。
売るべきではない。
買おうとも思わないけれど。
普通の事しか言ってない・・・。
アメリカより始まるのが早かった日本で新型肺炎患者数は増え続けている。
よってアメリカは2、3週間で減衰しない。
しばらくニュース、株価、見るの止めようかな・・・。
日本で新型肺炎のテストが進んでいないから、報告される患者数が少ないと思っていたのだけれど、死者数を見ていると、そうでもないのかな?と思う。
(中国除いて死者数はごまかせないよね???)
新型コロナ感染、世界累計10万人超す 5万7千人回復 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
朝日新聞の記事から数字を持ってくると(朝日新聞はCSSEからデータを持ってきたらしいので、多分ヘンな数字ではないでしょう):
死者数、日本13、韓国48、イタリア197。
致死率1%として患者数を推定すると、1,300、4,800、19,700。
0.5%で推定すると、2,600、9,600、39,400。
発表された患者数は、1,155、7,042、4,636。
韓国が良い指標になりそう。
とは言え、日本も桁が違うような外れ方はしていない感じ。
日本人、毎日満員電車に乗ってこの数字はスバラシイ。頑張れ、日本。
イタリア人、もっと清潔にしよう。このままだと欧州全体が危ない。
アメリカ人の挨拶は握手だから、イタリアよりマシかも知れないけれど、日本より広がる可能性はあるネ。