塾長です。
昨日(米国4/7)は残念相場でした。
一昨日上昇していたので利確が入ったのと、NYの死者が減っていないんだそーで。
この辺の後付け講釈は、「ふーん」と聞き流しておきましょう。
JPMorgan Asset Managementフィル・キャンポレリのインタビューだヨ:
・昨日(米国4/6(月))まで、今日の市場オープン時までと言った方が良いかな、3月9日以来最高の10日間だった。19%上昇した。
市場はファンダメンタルズだけで19%上昇しない。だから、深く考えるのはやめよう。
市場は、政策立案者が最悪シナリオを避けたがっていると、信じ始めた。
・FEDのスピードとサイズには目を見張る。
金利をゼロにするのに、17日しか要しなかった。
2008年、9年以来の大規模QE。
ここのキーはLIBORレート。
2008年、市場が足場を固め始めたとき、LIBORの上昇が止まった。FDICがbank paperを3年間保証するとアナウンスしたのが、重要だった。
今、それと同じものを目撃している。
LIBORは資本市場の基礎だ。企業、個人の借り入れレートは、これ無しに決められない。これが最初の一歩。
そして、昨日コマーシャル・ペーパー資金供給ファシリティーを4月14日に開始すると発表があった。
追加の施策もあるだろう。
・今後、とんでもなく悪い指標が出るだろう。
既にヒドイ新規失業保険申請件数が2回出た。710,000の雇用喪失。
第2四半期のGDP予想は、-8~-30%。最初見た時、誤植かと思ったよ、はっはっは。
・金融・財政政策は第2四半期を買い取ってくれるから、再評価をすべき。
我々のような複数資産投資家は、バランス・ファンドを機能させる。
投資適格社債を落とさず、国債でポートフォリオのバランスをとる。
3月はキャッシュだけが重要だった。それが変わった。買いの時だ。
キャッシュを持つか?株を買うか?ではなく、こんな嵐の時は、分散すべき。FEDが提供しているのも、それ。
社債を買えと?
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF (LQD)ですか?
あまり上昇余地は無いような・・・。
ポートフォリオを組む上で必要だと思うなら、今買っておくのはアリかも知れない。お勧めはしませんが。
ハイイールド債(iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF (HYG))はまだ安い。