塾長です。
まずは背景の説明から。
PPPはPaycheck Protection Programの略。
米国政府がコロナ対策$2Tのうち、小規模企業に向けに作ったローンで、従業員を解雇しなければ返済が免除される。
管轄するのは、SBA。Small Business Administration。
そんな美味しいローンを借りない会社は無いので、経営者が銀行に殺到。
しかも、やっつけで作ったローンだから、銀行側も混乱。
「SBAから融資の基準が示されていない」とか。
それに対して「これは普通のローンではない、まずは貸せ」「ローンの”審査”をするな」といった批判があったり。
そんな中、このニュース:
・Paypalが金曜日(4/10)発表したところによると、ノンバンクとして初めてPPP貸出を認められた。
・Paypalは2013年から小規模企業向けにローン業務を行っていた。
・Intuitは月曜日(4/13)、COVID-19に対する対応策を発表。
Intuit Aid Assistは小規模企業向けWEBサイトで、SBAからいくらもらえるか計算する。
Intuite配下のQuickBooks CapitalもノンバンクとしてPPP貸出を認められた。
・Square Capitalも月曜日、Paypal、IntuitとともにPPP参加が認められたと発表。
今週からCeltic Bankと組んで開始できる、Square Dashboardを通じて顧客に通知すると言っている。
・フィンテック企業連合であるFinancial Innovation Nowは三月から議員に対してプログラム参加を求めていた。
PERはそれぞれ、51、40、73。
最近1年は停滞ぎみ。
Intuitだけ配当があるが、利回りは0.84%でしかない。
むむむ。