塾長です。
Gilman Hill Asset Managementジェニー・ハリントンに、決算シーズンで見るべきところと、高配当株の減配リスクについて聞いてたヨ:
・決算数値は酷いだろう。しかし、ショッキングではない。
アナリスト・コールで、投資家、アナリストが注目するのは、数字は見るとしても、経営者がこの先に何をしようとしているか、そこに変化があるか。
2020年は忘れよう。
利益、売上ともに悪いのは分かっている。
経済指標も悪い。
2021年に向けて前を見よう。
・2021年の姿はボンヤリしている。毎日少しずつ情報を集め、徐々にクリアにしていく。
クリアになるにつれて、どの会社が生き残り、場合によっては強くなり、どの会社が失敗するのかが分かってくる。
・減配リスクはある。
明らかなのは、政府支援が入る会社。トラベル、余暇、ボーイング、航空など。彼らは減配する。
配当が単なるボーナスとしてしか見られていない株も、減配するだろう。
しかし、株主に対する主要なリターンが配当である会社は、そう簡単には減配しない。
大抵は減配の必要もない。成熟した会社、フリーキャッシュフローがしっかりした会社がほとんどだ。
製薬会社、たとえばPhizer、AbbVie、テレコム、例えばAT&TやVerizon。
彼らは減配する必要がない。
しかし、そういった確実に配当を出す会社の数は減っている。
(ジョー・テラノバの発言部分は割愛。ごめんよ、ジョー!)
確実な高配当株は減っていると言ったうちの一つが、石油株なのは間違いない。
他に高配当業種と言えば、タバコ、公益、銀行、食品?
みんな家にいるから、タバコは消費量が増えたりして。バーに行かないから、逆に減る?
工場、小売、オフィスが閉鎖し電力消費量は減るとしても、減配するほどではないでしょう。
銀行はゼロ金利と、貸し倒れで、ツライところ。
食品(KHC、GIS、CPB・・・)は、家庭用・業務用の比率次第?家庭用は伸びるけれど、業務用は壊滅的なはず。