塾長です。
トランプ、コロナ対策記者会見で毎回記者と子供の喧嘩を繰り返し、再選に黄色信号点灯中。
必死になったトランプは、生贄を中国と定めつつある。
そして、昨日の会見(か何かで)コロナ対策をミスった中国には関税を使って復讐するかも、と言ったとか:
必死だ。
CNBCでBank of Americaサビタ・サブラマニアンがコメントしてたヨ:
・これは特段大きな問題ではないが、今まで見てきたグローバル化した経済からの巻き戻しの一部である。
タイミング的には、大統領選の前である。
大企業にとっては、分散したサプライチェーンを米国に戻す理由の一つになる。
短期的に、米国経済にとって良いこと。
[サプライチェーンの受け皿となる]米国中小製造業は10年続いた強気相場でも取り残されてきた。
これは興味深い展開である。もっとよく考えてみる必要があるだろう。
・今までも金融セクターを推していた。
中国を見ると興味深い事が分かる。
中国は正常化し始めている。米国より1、2か月先を行っている。
完全復活しているセクターは金融。銀行だ。
それに製造業が続いている。
一般消費者向けは未だ。
米国でも一番先に立ち上がるのは金融ではないカ。
しかも、銀行株は比較的安く放置されている。
品質も収入ポテンシャルも良い。
少なくとも経済回復初期には、安く放置されている銀行株が上昇するのではないか。
いまさら「製造業が米国に戻ったら経済に良いかもね」と言われても・・・、という感じですが。
今までウォールストリートは、トランプ政権が何を言おうと「米国に製造業を呼び戻すなんて、できっこないよ」と考えていた(まぁ、それが普通)。
コロナをきっかけに、「それってアリかも」と思い始めるかも知れない。
ウォールストリートが信じれば、そういう企業に資金がまわり、本当に実現するかも???