塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【トニー・ドワイヤー】攻める前には予兆が欲しい。

塾長です。

昨日(米国5/4)も米国市場は底堅かった。

「出遅れた!」と漁っている投資家がたくさんいて、少し下がれば入ってくる感じ。

Canaccord Genuityドニー・ドワイヤーは何て言ってるだろう?CNBCのインタビューだヨ:

www.youtube.com

・ビッグ・テックには気を付けた方が良い。

 [S&P500が]2950の時は、もちろん追わない。

 興味深いのは、FED PUTが入ったのが、今の株価水準だったことだ。

 4月9日、FEDは$2Tのパッケージ、様々なエリアのハイイールド債や地方債を買うとアナウンスした。

 それによって、底に戻る可能性は低くなった。

 今の株価水準が、まさに強気と弱気の綱引き。金融刺激とマイナスの経済状況。

・ここから攻め側にまわるためには、超大型株が上昇する以上の何かが欲しい。

 S&P500は2825くらい。超大型株は20%程度を占める。

 良い悪いではなく、そうなっている。

 米国債券市場はイールド[カーブ]が上昇。それは経済回復の期待を表す。

 リセッションを抜け出すと、イールドカーブは鋭く勾配がきつくなる。

 それと、オフェンシブなセクターとの相対的なパフォーマンスを考え合わせると、そこが攻撃すべき所になるだろう。

 問題なのは、「みんなオールインだ」と言ったとしても、私の選んだセクターが間違っていたかも知れない。なぜなら、超大型株 vs. 下層の持続可能経済見通し組だから。

・[S&P500]2,300は歴史的に最も売られ過ぎた水準。

 そこでは、株を買うべきだ。

 2980まで戻した今から考えると、自分がバカに感じる。なぜなら買わなかったからだ。そんなに上昇するとは考えていなかったから。

 そして、2800のエリアに戻ってきた。FEDがアナウンスしたエリアだ。

 S&P500指数は同じくらいでも、中身が違う。

 多くの株は以前の株価に戻っていない。

 金融はディザスター。工業はアンダーパフォーム。

 今日は良い日だったのに、金融、工業は駄目だった。

 経済的な弱気相場から抜け出す時には、これら二つの攻め側のセクターがリードするものだ。

 これらが上昇するのを見たい。1日、2日ではない上昇だ。

 そうすれば、攻めにまわれる。攻める前には、予兆が欲しい。

 

 

トニー、今回はキレがない。

とても一般的な見解。常識的と言ってイイ。

しかし、常識では、3月の急落を説明できなかったのでは?

ならば、常識で将来を予想してはいけないのでは?

なーんてネ。