塾長です。
日本では、コロナ・ショックによる株安で、「おっと、それなら株でも買ってみようか」という初心者が証券会社に殺到しているらしい:
投資が一般的な米国では、そんな事ないだろうと思ったら、違った。
JPMorgan Chase ケリー・コーのインタビュー:
・コロナによって、デジタルの金融サービスの利用が増大している。
これは、アドバイザー、顧客の両方にとって、コロナ後も続くと考えている。
アドバイザーはZoomを使って顧客にアドバイスをしている。毎日何件も。
3月、4月で、取引量が200%増えた。
多くが株を売るよりも、買っている。65%の取引が買いだ。
・通常、口座を開くには、1時間程度。
コロナによって、通常より400%多く口座が開設。通常より時間がかかることも。
そして新規口座を作った客は通常より早く入金している。
・今は旅行関連株が買われている。
年初は巨大テック企業だったのとは違う。
・年齢の高い顧客は投資からデポジットに移している。今までなかった傾向。
若年層は口座を開き、入金し、株を買っている。
・投資家からJPMが期待されているのは、最新の情報、独自の調査。
顧客からアドバイスを求める電話が鳴りやまない。
旅行関連株が買われているというのは面白い。
バフェットは大損こいて航空株を売ったというのに。
こんな仮説が作れるのではないだろうか:
「年寄りはコロナが怖くて旅行に消極的。若者はロックダウン明けたら旅行に行く気満々。コロナを怖がる以上に、旅先に年寄りがいなくてむしろ快適だと期待している」
中国では、経済活動再開後の連休、観光地が混雑したらしいし。
まさか「年寄りがコロナで死んでくれた方が・・・」などと思ったりはしてないよネ?
ホテルREITでも仕込むかな。