塾長です。
昨日(米国5/26)米国株は大幅高。S&Pは開始直後3,000を超えたけれど、最後に持ちこたえられず2,991でフィニッシュ。+1.23%。
Nasdaqはイマイチ。+0.17%の9,340.今までずいぶん上げてたからネ。
経済指標は、新築住宅販売係数が前月比+0.6%と、増加に転じた。3月が-13.7%なので、元に戻るのはマダマダ。
香港問題、対中摩擦関係は色々でているが、株価には影響せず。去年は同じようなニュースに大きく反応したのにネ。
他は特に大きなニュースもなく、上げた感じ。
色々な人の解説を聞いても、
・政府の景気刺激策で消費者が第三四半期以降消費を増やすだろう
・景気は底を打った(メモリアルデーで飛行機乗る人が増えたとか)
という前向き(?)な意見と、
・市場はワクチンが今年中にできるのを期待している(できなければ株価は落ちる)。
・市場はコロナ第二波が来ないのを織り込んでいる(来たら落ちる)。
といった心配する意見がバランスよく出ている感じ。
シーゲル教授も株価についてはほぼ同じことを言っている。
CNBCの短いインタビュー。そこで、2点、気になる事を言った。
・2021年インフレがある。2桁にはならない、ハイパーインフレといった話ではない。
今それが株式市場に表れている。(株がインフレしている)
・振り返ってみると、ロックダウンは間違った政策だったと考えるだろう。
ソーシャルディスタンスとマスクで十分だった。
CDCはそれを徐々に認め始めている。
もっと経済活動を認めても良かったのではないか。
歴史は、我々が正しい政策を取らなかったと示すだろう。
日本人にとっては、米国のインフレは嫌だネー。(他の要因がなければ)ドル安・円高。
ドルベースで株が上がっても、円ベースで減っちゃう。
「ロックダウンはやり過ぎ。」
これが普通の米国人の感覚なのかもネ(正しいかどうかではない)。
日本でも「やりすぎた」感覚はあるんじゃないかな。
まだ株は上がりそう。