塾長です。
大手ヘッジファンドKKRがコロナで一儲けしようとたくらんでいる。
Bloombergによる、KKR ヘンリー・マクベイのインタビュー:
・第一にハイイールド債にスポットをあてる。
第二に、テーマを正しく設定する。
2008年[金融危機]に学んだことは、どんなビジネスがここから加速するかだ。RUSSEL2000には割安銘柄がたくさんある。
これは専門家の市場だ。
それが我々のやる事、見込みのある債券[投資]、ディスロケーション・ファンドだ。
インフラストラクチャーに魅力を感じている。世界的に、強気に投資して行こうと思う。
機関投資家側で言うと、未公開企業、特に米国外に割安感がある。
銀行がインデックスの足を引っ張っている。欧州の株は、1999年、ユーロが誕生した時のレベルに戻ったに過ぎない。
株と未公開企業のアクティブ投資をやっていく。
こちら、ロイターの記事。
既に40億ドル(約4千3百億円)調達できているらしい。
「スペシャル・シチュエーションズ・ファンドIIIをリブランドしたもの」とあるので、基本的には、コロナで潰れそうな会社の社債や株を仕込んでおいて、国の救済が入ったら大儲けする目論見。
インタビューでは、日本に言及していないけれど、日本政府は、例えばJALやANAが潰れそうになったら救済するから、狙われていると思う。
KKRは大手だから目立つ(報道される)だけ。他にもこんなヘッジファンドはたくさんあるでしょう。
ああ、また悪い奴らに税金が吸われていく・・・。