塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【雑談】ソーシャルメディアとタバコと資本主義。

塾長です。

Facebookヘイトスピーチやニセ情報の取締りをしていない事で、広告主からボイコットを受けている。

最初はThe North Face, Patagoniaといった、まぁ、広告料としては大した事がない会社から始まり、いまやユニリーバコカ・コーラベライゾンといった大手にまで広がりを見せている。

日本企業では、アメリカのホンダが広告を止めている。

www.usatoday.com

 

上の記事には載っていないのだが、IT業界ではSalesforceが取りやめたらしい。

そこで同社CEOマーク・ベニオフが面白い事を言っていた:

youtu.be

Facebookは新しいタバコだ。

 依存性があり、あなたにとって良くない。子供を狙っている。

 Facebookという名前の商品を子供に売りつけている。

 彼らは公に、彼らのバリューは真実や信頼ではない、と言っている。

 彼らはコンテンツの品質に心を配らない。

 私にとって、それは驚きだ。

 あなたの会社のバリューが真実についてではない、あなたやビジネスにとって最も高いバリューが信頼でないとしたら、私にそのような会社に関わっている時間は無い。

 誰もが自社に問いかけなければいけない。バリューは何なのか?会社がよってたつ根本原理は何なのか?と。

 それぞれの会社、人は、異なるバリューを持っているだろう。

 しかし、最も大切なのは何なのか?と。

 Facebookソーシャルメディア、ニュースメディアは正確ではないかも知れない。我々は間違った考え方を植え付けられているかも知れない。

 我々は真実と信頼に立ち戻るべきだ。

 私はTime Magazineのオーナーでもある。

 毎週、真実と信頼を保つことに力を注いでいる。

 それがTime Magazineの95年間にわたるコア・バリューだからだ。

 真実と信頼があるから、人は雑誌を家に持ち帰る。このパンデミックに最も必要なものだ。どうしたら病気にならずに済むのか。誰がもっと多くの病人を欲するというのだ。

 

 

とても尤もらしい事をおっしゃっておりますが、広告を出している方の業界、特に食品は依存性のある商品を作って売りつけてきた歴史がある。今でも続いている。

例えば・・・:

www.amazon.co.jp

 

ユニリーバが小分け洗剤で発展途上国のビジネスを成功させた、BOPビジネスの成功者などと言われているが、現地の資本、現地の工場で、安い粉せっけんを作った方が、その国や国民にとって良いのでは?

 

そして、マーク・ベニオフ、最後は自分の持っているメディアの宣伝で締めくくるのが憎い。

よくも「私は善人でございます」という顔でしゃべれるものだ。

もしかしたら、心の底から自分の主張が正しいと思い込んでいるのかも知れない。

まさに資本主義の”顔”をみた気がする。

 

そう、この勘違いを含めて、資本主義の仕組だネ。システム。

皆あの手この手で、労働者・消費者を騙してでも(一応法律の範囲内で)、商品を作り・売ろうとする。

株主とは、その分け前をもらう人達のこと。