塾長です。
マイク・ポンペオ国務長官が、尖閣周辺での中国の活動に言及したとの報道を読みました：
これだと、どういう文脈で、どれほど強く言ったのか、分かりませんよネ？では、昨日（米国7/8）の記者会見を直接みてみましょう。
・メキシコ大統領、訪米中。
・エジプトで拘束されていた米国人が釈放。エジプト政府に、米国人への嫌がらせを止めるよう求める。
・中国について。
－Xu Zhangrun教授拘束は遺憾。コロナの対応をミスった習主席、中国共産党（CCP）を批判しただけ。本当の事を言っただけだ。
－CCPは大きな信頼性の問題を抱えている。ウィルスで嘘をついた。
－北京はウィグル人収容所を職業訓練所と呼んでいる。そこでは、強制堕胎と不妊処置が行われている。
－北京は、香港に50年間自治を認めると約束したが、何が起きたかあなた方が知っている通りだ。23年後の空約束。
－Google、Facebook、Twitterが香港政府にユーザーデータの引き渡しを拒否した事に対して賛辞を贈る。他の会社もそれに続くべきだ。
－英国ではHuaweiの技術を使うと、国民にどれだけ危害が及ぶか議論となっている。FBI Directorレイは、連続知的財産窃盗犯だ、と述べた。レイのスピーチは見る価値のあるものだ。バー検事総長は、近日中に談話を発表する予定。
－Under Secretary キース・クロックは貿易を行っているCEO、役員会にレターを書いている。中国共産党が新彊で奴隷労働者を使っていおり、その活動に加担しないよう注意を促す。
－中国共産党は最近Global Environment Facilityにて、ブータンとの国境に異議があると申したてた。ヒマラヤ山脈、ベトナムがもつ水系、尖閣など、北京は様々な扇動的領有権問題を引き起こしている。世界はこの”いじめ”（bullying）が起こるのを許してはならない。継続を許可してはならない。
・（この後、中東問題に移る・・・）
ということで、尖閣は大きな中国批判のうちのホンのホンの一部でした。
ちゃんちゃん。
ちなみに、だけど、これは記者会見なので、このあと記者が質問する。（質問内容と発音から推測するに）ブラジルの記者がブラジルについて聞いたり（「ブラジルからの入国をいつ認める？」）、中東の記者が中東問題について質問したり、インド人記者が中国・インド国境紛争問題について聞いたりしていた。
NHKなど、記者を送っているはずなのに、記者席にいるようにも見えなかった。ちゃんと仕事をした方が良いヨ。
せっかく尖閣に言及したのだから、「米国が尖閣問題で出来ることありますか？」とか。
NHK映らないテレビ買っちゃうゾ。
