塾長です。
先週から今週にかけて、ドル安、FED追加緩和策期待(FOMC7/28、29開催)、米国債利回り低下、ゴールド&シルバー高あたりのニュースがたくさん。
為替は良く分からない。コモディティーはもっと分からない。
G4(米、欧、英、日)中央銀行のバランスシート残高と、ゴールド価格のグラフを重ね合わせて、「ほらピッタリ」とか言っている:
いくつかの解説では、ドル安は米国輸出企業に有利だとか。
ゴールドマン、輸出関連の米IT・エネルギー銘柄選好-ドル安で恩恵 - Bloomberg
Paliasde Capital Managementダン・ベルーもこの動画の最後でこんな事を言っていた:
<今週、企業決算発表、経済刺激策、コロナ患者入院率、FEDなどたくさんのニュースが待っている。何に注目すべきか?>
・ドルだ。ドルは弱い。
S&P500の1/3を占める企業が輸出企業。彼らにとって、ポジティブなサインだ。
しばらく米国が唯一の成長経済を持っていて、逆風となっていた。
為替に関して言えば、まだ汚れがモノがたくさんあるので、それを洗濯しなければいけないのだが、いくらかは汚れが取れた。
特段「輸出企業はどこだ?」と探さなくても、グローバル企業への投資で十分。
例えばStatistaによると、Appleの2020年2Q売上のうち、25%が米国大陸(残念ながら米国のみの数字は不明)。それ以外は欧州、中国、日本、その他アジアから。
• Apple sales revenue by country 2019 | Statista
なので、すくなくとも、売上の75%がドルベースで見ると(ドル安に応じて・・・3、4、5%といった規模で)向上。(為替にはヘッジをかけている可能性あるので、それほど簡単ではないが)
これで、低迷しているKraft Heinzがなんとかならないだろうか・・・
言わずもがな、円高は米株買増しのチャンス。
100円割れもあるかも?って。
ドル安持続の予想強まる-105円が節目か、100円視野のトレーダーも - Bloomberg
「その話は何度も聞いたヨ」という気がしないでもない。