塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジム・ビアンコ】株が下落すれば、FEDが助ける。

塾長です。

昨日(米国9/8)の米株市場は大幅下落。

 S&P500、3,331(-2.78%)

 Nasdaq、10,847(-4.11%)

S&Pは直近3日間の下落で、8月の上昇分が消えた。逆に言うと、まだ、その程度の修正でしかない、という事。

テスラが過去最大の下げ、GMのニコラ出資やS&P500不採用で - Bloomberg

 

個別株では、GMがNikola株の11%を取得し、Nikolaのセミトラックの製造を請け負うらしい:

GM、電池駆動セミトラックメーカーの株式取得-製造などで提携 - Bloomberg

<米国>GM大幅続伸 ニコラに出資、生産も受託 :日本経済新聞

 

 

株は上がり過ぎたら下がるので、それ以上の説明は不要なのだけど、ジム・ビアンコの話くらいは聞いてみよー:

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アストラゼネカのニュース、ワクチン開発が躓いた。高すぎるバリュエーション、2000年のピークを越えた。先月のオプションの過熱。取引されているオプションの75%は2週間以内に期限がくる。ほとんどが一般投資家。先週水曜日の最高値のとき、VIXも最高値を付けた。オプション市場は限界を超えた。これらは全て悪いニュース。弱気になる理由だらけ。

 しかし、私はこれが単なる修正に終わると考えている。なぜなら、その逆側にはパウウェルと印刷機があるからだ。いつかそれは破綻するが、今ではない。その前にFEDは反撃に出る。もし株が下落し続けたら、FEDはキッチンシンクを投げつける。3月にやったように。

FEDは既にETFを買っている。社債を買っている。金融システムの安定化は、彼らの第三の役目だと言っている。7%の下落では反応しないだろうが、10~15%となれば会話[口先介入]が開始される。

イールドカーブコントロールもできる。それは金利市場の操作だ。金融システム安定化の名のもとに、やれる事はたくさんある。

 

 

2018年末も、2020年3月も、株が暴落したので、FEDは反応したけれど、ゆっくり落ちて行ったらどうするだろう?そして今は大統領選挙前。

20%くらいゆっくり下落する形で買い場を作って欲しい。