塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ゴールドマン】株価はワクチン次第

塾長です。

昨日(米国9/25)の米株市場は大幅反発。

 S&P500、3,298(+1.60%)

 Nasdaq、10,913(+2.26%)

 

【米国市況】株は続伸、押し目買い優勢-ドル指数は週間ベースで上昇 - Bloomberg

 

指標は、

 8月 耐久財受注[前月比]、0.4%(予想1.5%)

 同、輸送用機器除く、0.4%(予想1.2%)

米耐久財受注の伸び鈍化、コア資本財は2年ぶり高水準と堅調 - Bloomberg

 

債券、為替、

 10年債利回り、0.6590

 ドル円、105.5590

ホッと一息。

 

Goldmanのデイビッド・コスティンが面白い事を言っている:

www.youtube.com

・今年は、”医療危機”の年だった。チャレンジのコアは薬。ペンシルバニア大学の研究、Superforecastingは、2千5百万回分のワクチンが利用可能になる時期を予測し、日々更新している。

 7月なかば、今年10月~来年4月の間にワクチンが広く利用可能になる可能性を16%とした。

 9月1週目、それが70%に上昇。株式市場は11%上昇。

 今朝の時点、52%に低下。S&Pは10%低下。

 株式市場はワクチンの利用可能性に追従している。

・投資家界隈では大きな議論がある。成長株 対 割安株。

 割安株を支持する人は、ワクチンができて経済が元に戻れば、割安株が上昇すると信じている。その割安株はシクリカルである必要はない。

 長期的に見れば、成長株に分があるようだ。いくつの会社が2桁の売上、利益増加を継続的に達成できるだろうか?達成できると期待されるのは21個の株だけ。

 すなわち、12か月先を考えると、戦略的に割安株を買う、長期的に成長株を買うのが正しそうだ。

・シクリカルとは工業、金融など、金利や経済活動に連動。

 割安株はPE倍率や配当利回りで判断。景気とは関係ない。

 銀行株は典型的なシクリカルである。金利低下などの逆風。バリエーション的には魅力があると言えない。(そうなの?)

・S&P500の年末ターゲットは3,600.来年中間、3,800.

 先ほど述べたように、究極的に、これはmedican situation。経済刺激策あり・なしに関わらない。

・多くの成長株投資家が問題を抱えている。5つの成長株のポジションが大きすぎる。SECの規制にもひっかかる。そこで、それらと同じような株を探している。そんな株は多くない。Vertex(かな?)、Paypal、など。10%の成長を続けてきて、これからも同様に成長すると想定される株。そのようなミドル・ランクの株を買っている。

 

 

短期的な株価の値動きがワクチンの進捗状況に左右されるかどうかは別にして、今から成長株を買うかどうかが悩ましい。

10年後「ああしておけば」と後悔しませんように。