塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

原油価格が下がっているけれど、石油会社は大丈夫?

塾長です。

昨日(米国10/1)の米株市場は継続上昇。

 S&P500、3,380(+0.53%)

 Nasdaq、11,326(+1.42%)

【米国市況】株続伸、経済対策案にらみの展開続く-ポンド乱高下 - Bloomberg

大統領選の影響が無かったと見るべきか、トランプ大統領再選を織り込んだと見るべきか・・・。

 

指標は、

 8月 個人消費支出[前年同月比]、1.4%(予想1.2%)

 同(食品・エネルギー除く)[前年同月比]、1.6%(予想1.4%)

 同[前月比]、0.3%(予想0.3%)

 新規失業保険申請件数、83.7万件(予想85.0万件)

 失業保険継続受給者数、1176.7万人(予想1222.5万人)

 9月 ISM製造業景況指数、55.4(予想56.3)

米新規失業保険申請、予想以上に減少もなお高水準-回復緩慢 - Bloomberg

米ISM製造業景況指数、9月は前月から低下-受注や生産が減速 - Bloomberg

 

債券、為替は、

 10年債、0.6770

 ドル円、105.5280

どちらも動かず。

 

第4次経済対策は、下院で投票に入ったというニュースまで見たけれど、結局通らなかったのかな?今日から下院は休会だそうで、航空会社他による大規模レイオフが始まるそうです。

 

個別株にも特段に注目点なし。

上記航空会社とも関わるが、最近原油の値段が低位低迷中。

そこで、Sankey Research ポール・サンキーのインタビュー:

youtu.be

・石油業界には統合の動きがある。残念ながら今週は数件の破綻もある。石油業界はリストラの最中。大きな問題は需要側にある。需要がない。

 通常石油価格は、Labor Dayホリデーのピークを付けてから落ちる。非常に残念なことに、そのピークが40ドルだったという事。

 コンソリデーションがあるだろう。弱い所が買われる。

・季節的なパターンで言うと、来年2月が底になる。いくつか特筆する動きがある。一つは中国というクジラ。中国が石油を買っている。しかし、それも限界かも知れない。2つ目は、誰も飛行機に乗らない。IATAのサーベイによると、調査対象の50%が、2020年中に飛行機を使わないと回答。飛行機移動がなければ、ジェット燃料が使われない。

・Exxonの問題はグローバルな精油へのエクスポージャーが高い。人々が飛行機に乗るまで待った方が良い。

・2021年は素晴らしい夏になるかも知れない。多くの人が車にのる。大量輸送を避けて。そして、飛行機も使うだろう。

 Exxonは21年夏に強く戻るかも知れないが、厳しい冬を迎える。今朝、Q3のprofit warningを出した。

 

 

Exxonはコロナ前に打診買いした分を持っている。打診買いなので極少量。

昨日の株価(XOM)は33.13ドル(-3.50%)

Forward Dividend & Yieldは、3.48(10.14%)

10%越えたら、普通、配当カットするよネー。

ただ、Investors.comは「Exxonは配当を守るために全ての事をしている。夏に人員評価を行い、人員削減を発表する予定」と伝えている:

https://www.investors.com/news/exxon-stock-q3-loss-could-be-worse-than-feared-low-oil-prices/?src=A00220&yptr=yahoo

さて、どうなることやら。