塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

株価が上がると、色々あるネ。

塾長です。

昨日(米国11/11)はVeterans Day。そして米株市場は上昇。

 S&P500、3,572(+0.77%)

 Nasdaq、11,786(+2.01%)

【米国市況】S&P500は9月来の高値-ハイテク銘柄に買い戻る - Bloomberg

あまり上がり過ぎるのも・・・。

 

債券、為替はヨコ。若干円安?

 10年債、0.95800

 ドル円、105.4100

 

Veterans Dayなので、(ビジネス的には)大きなニュースはなく、AskHalfTimeでは退役軍人からの質問に答えていたり:

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(毎回質問を受けた時に、「あなたのサービスに感謝します」と言う所がイイ)

 

ジム・クレイマーも彼のコーナーで退役軍人、軍人からの質問に答えていた(あれは一昨日だったかも)。

 

企業発の情報が無いのが理由か分からないが、ストックオプションと怪しい(?)企業のニュースが2件。

1件は、この株ラリーを作り出したPfizer、そのCEOがワクチンのニュースを発表したまさにその日に自社株を売り抜けたらしい。$5.6Mぶん:

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ニュースを発表した後(そのニュースで株価が上がった後)に株を売ったので、法的問題にはならなさそうだが、SECの人曰く、そのストックオプションをいつ付与したのか、(ワクチンに関連して)その条件を変更していないか、というのがポイントになる、らしい。

ガイ・アダミは「法的に問題かどうか分からないが、世間体は悪い。CEOがテレビ番組に出て、これは世紀の発見だ、と言っている裏で、持ち株を売るのはいかがなものか」と言っている。

 

2件目は、Kodak

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Kodakは7月終わりに、政府からカネを借りて、ワクチンの成分の製造を始めるというニュースが出て、1000%株価が上昇した。

 最終的にそのローンの話が停止され(そうだったの?)、株価は坂道を転げ落ちた。そして議会やSECの調査が入った。Kodakはそれら調査に協力すると発表。

・しかし、話はそこで終わらない。昨日の企業決算発表にて、5人の元Kodak重役がforfeited stock optionを行使した、Kodakはそのように制度を設計していなかったにも関わらず(で合ってる???)、と発表。

 10Qによると、300,000株、$5.1Mの価値に相当するようだ。

 

 

前者はModernaのケースと同じ。製薬業界では、自社のニュースで株価を上げて、株を売り抜けるのが慣行なのかしら?

後者はforfeitの仕組みをしらないので間違っていたら申し訳ないのだけれど、(業績未達などの理由で)付与されてなかったストックオプションを行使できてしまった、という事らしい。行使した元重役が悪いのか、行使されてしまった企業(Kodak)側が悪いのか、分かりません・・・。

 

株が上がると色々な事件が起こるネ。

ストックオプションの制度に問題あると思い〼。

企業の大きな決断、CEO・重役の決定が良かった・悪かったと結果が出るのは、5年後、10年後、下手したら20年後。そのCEO・重役の在任期間を大きく超えて、場合によっては死んだあとに結果がでる。また、外部環境・運の要素も非常に大きい。

単なる(ストックオプションなどに縁のない)負け犬の遠吠えか・・・。