塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

米国資本主義の恐ろしさ

塾長です。

昨日(米国11/23)の米株市場は、コロナワクチンと治療薬ニュースで上昇。引き続き中小型株へのローテーションが進んでいる。

 S&P500、3,577(+0.56%)

 Nasdaq、11,880(+0.22%)

 Russell2000、1,818(+1.85%)

【米国市況】株が反発、経済活動正常化への期待で-原油続伸 - Bloomberg

アストラとオックスフォード大のコロナワクチン、高い有効性 - Bloomberg

【新型コロナ】リジェネロンの療法に緊急使用許可、G20がコロナ討議 - Bloomberg

 

債券、為替、原油は、

 10年債、0.8570

 ドル円、104.50

 原油、42.84

 

指標は、

 11月 製造業購買担当者景気指数(速報値)、56.7(予想53.0)

 11月 サービス部門購買担当者景気指数(速報値)、57.7(55.0)

米マークイット総合PMI、11月は15年来の高水準-ユーロ圏と好対照 - Bloomberg

サービス部門の方が景況感が良いのはナゼだろう???

 

ロサンゼルス中心街やロングビーチを擁するLA Countyが、屋外でのレストラン営業(=サービス業)も禁止するらしいゾ:

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・LA Countyが過激な手段に出た。今週の水曜日から、屋外でのdinningを禁止した。ホリデーweekendに先立つ処置。

 カリフォルニアのコロナ患者は、かつてない勢いで増加中。州民の94%が最も制限のかかっている地域に住んでいる。LA Countyは、最も患者数増加に寄与している。

 少なくともこの制限は3週間続く。レストランはtakeout、デリバリーには対応できる。いくつかのレストランオーナーは、この制限のおかげで、永久に店を閉めなくてはならなくなると言っている。

 先週末には、ハンチントンビーチで数百人が抗議。抗議者は土曜夜からの深夜外出禁止令に抗議した。

 もしLA Countyの患者数が減らなければ、より厳しい制限、3月にあったようなシャットダウンのような、がかかるかも知れない。

 

 

米国は、今週末、Thanksgiving。Thanksgiving当日は家族集まって七面鳥を食べるとしても、それ以外の日は外食を予定していただろうに。

あてが外れたレストラン側は大損害。

 

 

レストランつながりでは、大手レストランチェーンがupgradeされていた。

このビデオの中では、Gap、Footlockerの話もしているが、レストラン関係だけ切り出してみた:

www.youtube.com

・Darden Restaunts(DRI)、Texas Roadhouse(TXRH)がupgrade。

 これらの株は既に、それぞれ、300%、200%上昇している。

・これらはbest in class operatorsであり、12から24か月後には、競争が減り、客足が元に戻った環境において、capitalizeできる。

・ここでのキーワードは「12から24か月後」だ。市場は既にワクチンのニュースを織り込んでいる。短期でみてはダメだ。12から24か月後を考えれば、カネを稼げるだろう。短期は既に織り込み済み。

 

 

小規模レストランは潰れ、資本力のある大規模チェーンが生き残るというシナリオですか。

米政府が小規模企業向け融資を出し渋っている(ように見える)※のは、大手企業のロビー活動があるのかも。

アメリカの資本主義は恐ろしいヨ。

 

 

※こちらを参考に:

alibertarian.hatenablog.com