塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【悲報】米国では年寄りが解雇されている【朗報】

塾長です。

1か月以上前のレポートですが・・・、PBSが11/20付けで「企業がコロナを口実に年寄りをクビにしている」と報じていた:

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以下、ポイントだけ。

エコノミストのテレッサ・ギラルドゥッチ「このトレンドには驚いている。かつての景気後退期では、経験がない労働者からクビになっていた。たいていは若い労働者だ。」

 パンデミック以来、55歳以上の失業率は、キャリアを中程度積んだ層よりも、高くなっている。

・年齢を理由に(したと思われる)解雇事例3件を紹介。うち、IBMが2つ。

・EEOC(Equal Employment Opportunity Commission)は、IBMが年齢を理由に解雇していると判定。

 

 

米国には定年が無いので、なんだかんだ理由をつけて50歳、60歳以上の労働者をクビにするのが普通。年齢だけを理由に解雇はできない。

昔は、それでも自ら辞めてリタイヤする人が多かったが、今は高齢になるまで働き続けたいという人が増えているらしい。

上記レポートの中で、IBMをクビになった人が言っていたように、(IBM、GEのような)古い大企業だと、昔から勤めていた労働者には手厚い年金制度や健康保険制度がついていて、それも会社としては年寄り(厳密には、勤続年数の長い人)を排除したい理由の一つ。

 

以前と比べ、年寄りの方がクビを切られやすくなっているというのも、なんとなく頷ける。年寄りのスキルが、かつてほど重要視されなくなってきたのでしょう。技術革新、自動化が進んだことで。

かわいそうに・・・。

 

一方、投資家目線では、この景色がまったく違って見えてくる。

「コロナを口実に、うまくリストラを進めているな。次の決算が期待できるぞ」と。

あぁ、怖い怖い。

別の意味でIBMは怖いから買いませんケド、解雇が難しい欧州・日本企業よりも、米国企業に傾斜して投資し続けようと思い〼。