塾長です。
Goldman SachsがMarcusブランドで準富裕層向け資産運用サービスを準備中との報道が、12/22付け、CNBCから出てましたヨ:
・CNBCが独自に入手した社内文書によると、Goldmanは自動投資サービスを来年初頭大規模展開するのを前に、社内テストを始めた。
・Marcus Investと名付けられたデジタルサービスに申し込んだ社員は、0.15%の手数料を支払う。
・Goldmanは富裕層向けに資産運用サービスを提供してきた。その知的財産の一部がこのデジタルサービスに注ぎ込まれている。すなわち、同社のprivate wealth management groupがデザインしたスマートβ ETFや資産配分モデルを特徴としている。
・Goldmanは2016年から個人向けローン、saving accountをMarcusブランドで展開してきた。
・Goldmanは$25M以上投資する客を扱ってきた。去年、United Capitalを買収し、一桁ミリオンドルの顧客にも顧客層を広げた。
・そして、Marcus Investは$1,000から始められ、3つのモデルポートフォリオから選択できる。
・このGoldmanの大衆向け商品は、Morgan Stanley、Bank of America、フィンテック新興企業の動きに続くものとなる。Goldmanの差別化要素は、彼らが富裕層向け資産運用で培った知的財産である。
・管理費0.15%というのは、社員向けスペシャル・オファーで、通常顧客には同様のサービスを提供しているMorgan Stanleyの0.35%、Bank of America Merrill部門の0.45%に近いものになるだろう。
・Goldmanの重役は、サービス開始を2020年内ターゲットとしていたが、コロナで遅れが発生。
・次の製品はMarcus Checking Acountであろう。
「アプリ経由」「自動で運用」「客がポートフォリオを選ぶ」と書いてあるので、WealthNaviみたいなモノですナ。
(約)0.4%の手数料を払うくらいなら、単純にS&P500連動ETF(or 先進国、全世界)を積み立てる方が良いような・・・。
「俺はGoldmanで資産運用してるんだぜ!」ってイキりたい人向け?ブランド力は絶大なので。
GoldmanはAppleとクレジットカードを作ったのだから、それにうまく紐付けられると良いかも知れませんネ(Appleユーザの取り込み)。
Appleが無理でも、Paypalと組むなど、ブランド力以上の集客力が必要な気がします。暗号資産をポートフォリオに組み込むとか・・・。