塾長です。
昨日(米国1/13)の米株市場は上昇。小型株は下げた。
S&P500、3,809(+0.23%)
Nasdaq、13,128(+0.43%)
Russell2000、2,111(-0.75%)
【米国市況】S&P500続伸、国債利回り低下-景気刺激策に期待 - Bloomberg
債券、為替は・・・、微妙に動いているけれど、ヨコなんでしょうネ:
10年債、1.0880
ドル円、103.8700
経済指標は、ガンドラックも注目していた物価:
12月 消費者物価指数(CPI)[前月比]、0.4%(予想0.4%)
同[前年同月比]、1.4%(1.3%)
12月 消費者物価指数(CPIコア)[前月比]、0.1%(0.1%)
同[前年同月比]、1.6%(1.6%)
米消費者物価、12月はコア指数の伸び小幅鈍化-インフレ抑制続く - Bloomberg
個別株の動きは・・・
Intel CEO交代。パット・ゲルシンガーを呼び戻した。株価は+6.97%の56.95。大きく上昇し、直近最高値の約63ドルまで、もう一息。
なんと言ってもAffirmのIPOが一番大きな話題かな。
Affirmは消費者が通販で買い物したとき、分割払いを提供する。消費者側から(ほとんど)金利を取らず・延滞料無し、販売者側からの手数料で儲ける仕組みらしい。
CEOはマックス・レヴチン(Max Levchin)。Paypalマフィアの一員らしい(良く知りません)。
そんな彼がCNBCでインタビューを受けていた。最初の質問は、誰もが気になる「金利ゼロでどうやってカネ稼いでるの?」だ:
・顧客を適切に扱い、彼らのmistakes(←延滞のこと)から利益を得ようとしなければ、彼らは借りたカネを返すものだ。我々は、時には、顧客から金利を取るときもある。利率と金額を提示する。延滞金やその他の手数料はない。我々は透明性と単純性を支持する。多くの場合、取引の約半分では、金利ゼロだ。その場合、小売り側がコストを負担する。その間、顧客は商品をエンジョイでき、金利を払う必要がない。
ーQ4の売上のうち、30%がPelotonから。一つの小売りに売上を頼るのは心配ではないか?
・Peloton自身素晴らしい成長をした。我々はパートナーとなれて光栄だ。我々のヘルプで小売りパートナーが素晴らしいビジネスをしたからと言って、謝罪する事はなにもない。Pelotonのようなパートナーをもっと作っていきたい。
ーPelotonの売上がスローダウンする懸念は?
・我々のパートナーは分散している(diversify)。その一つがPelotonだということ。Shopifyとのパートナーシップを発表した。様々なカテゴリーの小売りとつながる。6500のブランドがパートナーになっており、急激に増加している。分散は成功している。
ーAffirmの顧客は、Affirmを複数回利用しているようだが、成長のためにトランザクションを増やすのか?大きな売上単価を目指すのか?
・我々のゴールは、クレジットカードの代替手段になることだ。リボ払いは、消費者にとって最高の商品とは言えない。延滞料やその他のフィーは過去のもの。我々のゴールは、全てのトランザクションに関わることだ。正直な金融(honest finance)は支持を得ている。今日IPOできたのは、それを証明している。小売り側もこのアイディアを好んでいる。我々は全ての(トランザクションに)関わる必要がある。エキサイトしている。
なるほど、リボ払い市場を狙っているですね。
Statistaによると、米国2019年リボ払いの残高は100兆円以上。金融危機後2011年にボトムを打ち、拡大傾向。
• Value of revolving credit outstanding in the U.S. 2019 | Statista
金利は小売り側が負担するということですが、貸し倒れたら誰が負担するのだろう???