塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジョシュ・ブラウン】Petcoはお勧めできないよ【IPO】

塾長です。

昨日(米国1/14)の米株市場は、全体サゲの中、小型株は急騰。

 S&P500、3,795(-0.38%)

 Nasdaq、13,112(-0.12%)

 Russell2000、2,155(+2.05%)

【米国市況】株反落、国債利回り上昇-米経済対策の詳細待ち - Bloomberg

 

債券、為替、コモディティ

 10年債、1.1290

 ドル円、103.8200

 Bitcoin、38,839

Bitcoinが復活してきている。なかなか底堅い

 

 

経済指標:

 新規失業保険申請件数、96.5万件(予想78.0万件)

 失業保険継続受給者数、527.1万人(500.0万人)

米新規失業保険申請件数、3月以来の大幅増-100万の大台に接近 - Bloomberg

 

 

政治・金融政策では、バイデンが$1.9Tの経済刺激策を発表し、パウエルがオンラインの討論会に出演。

バイデン次期米大統領、1.9兆ドル規模の経済対策第1弾打ち出す - Bloomberg

バイデン氏経済対策の要点
- 直接給付金を昨年12月承認の600ドルから計2000ドルに増額
- 失業保険給付の400ドル上乗せ、9月まで期間延長
- 州・地方自治体への支援金3500億ドル
- 最低賃金の時給15ドルへの引き上げ
- 学校再開支援1300億ドル
- ワクチン・コロナ検査などに1600億ドル

FRB議長、超緩和策の出口議論「今はその時期でない」と否定 - Bloomberg

この動画は、その一部。日本のような低インフレが続くのか、急激なインフレが起こるのか?と問われ・・・

完全雇用からは程遠い、他の先進国では需要不足に悩んでいるのでインフレにはなりにくい。低インフレ(too low inflation)はもっと難しい課題だ」と回答。以前からの態度と変更は無いのだが、いかに低インフレを警戒しているかが分かる。

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個別株では、TSMCの4Q決算が好調で、株価が一時+10%。最終的には、+6.06%、$126.45で着地。

TSMC、第4四半期は過去最高益 在宅勤務など寄与 | ロイター

 

Petco(WOOF)がIPO。売り出し価格を63.33%上回り、$29.40で着地。ジョシュが解説:

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・今はIPOすると株価が倍になる。

 しかし全てのIPOが同じではない。Petcoが公開されるのは3度目。毎度プライベートエクイティーに買われた(非公開化された)。我々はキャッチ&リリースと呼んでいる。$817Mを集め、価値は$4Bになった。多くの負債がある。$3.6Bも売上があるのに、赤字だ。どうしたらそうなるか分からない。

 IPOだから投資するのか?それとも、Petcoだから投資するのか?ペット関連は他にもある。

 Zoetis(ZTS)。Pfizerから独立。家畜やペットの健康関連。抗感染症ワクチンなど。

 Chewy(CHWY)。ペット関連商品。市場価値は$50B程度。Petcoよりもデジタルにポジションを取っており、好ましい。

 IDEXX LAB(IDXX)。これもペット、動物の健康関連。診断する製品など。売上の38%が米国外から。

 俺なら他のペット関連銘柄を見るね。ペットはホット。しかし、ホットなテーマだからと言って、30年も事業をやっていてNo.2にもなれない会社に投資資金を振り向けるのはいかがなものかと思う。