塾長です。
昨日(米国1/25)の米株市場は、山谷ありつつ、アゲて終了。
S&P500、3,855(+0.36%)
Nasdaq、13,635(+0.69%)
Russell2000、2,163(-0.25%)
【米国市況】株上昇、ハイテクが主導-大手企業の決算控え - Bloomberg
債券、為替:
10年債、1.0400
ドル円、103.7570
経済指標は無し。
個別株のニュースも無し。
暇を持て余したCNBCは、GameStop株のとんでもない値動きを盛んに報じている。
Bloombergの記事はこちら:
ゲームストップ株急伸、コーエン氏取締役就任でショートカバー相次ぐ - Bloomberg
米ゲームストップ株、51%高-週間上昇率は83%に達する - Bloomberg
GameStopは街のビデオゲーム屋さん。日本で言うところの、Geo?
ゲームがオンラインに移行するとゲーム屋さんの店舗は滅びると考え、空売りする機関系トレーダーに対し、若い一般投資家が買い仕掛け(short squeeze)をしているという構図らしい。
本当かどうかは、まったく分かりません。が、見ていて面白い(プロレスみている感覚)。
最後に、BTIG ジュリアン・エマニュエルの解説(特にオモシロイわけではない):
・ここから株価が大きく下がる可能性は2つ。
一般投資家は世界で一番市場価値の大きい企業や、世界で一番大きな電動車企業のコールオプションを買っている。これから出る企業決算で失望する可能性がある。
もう一つは、FEDと財政刺激策。これらは織り込み済み。しかし約束されたものではない。
・1999、2000年を経験したマネー・マネージャーとしては、speculative overshootが起こるかも知れないと感じている。
我々の長期の見立ては、経済再開、株価上昇、イールドカーブのスティープ化。
・ここ数か月で小型株が急上昇した。我々は小型株がアウトパフォームすると思っているが、短期間で大きく上がった。SPACにも注目が集まっている。プルバックがあれば、それに恐れをなして退場してしまう人が出るだろう。我々としては、一般投資家には10~15%のプルバックがあれば、買い手であって欲しい。Panic Sellerではなく。
・BTIGのS&P500、2021年末ターゲットは4,000。もしドットコムバブルのような投機熱が高まった場合、5,047の可能性。
こんな話を聞くと怖くて売りたくなるけれど、今日も所有株をがっちり抱えながら、震えて眠ろうと思いマス。
今晩(1/26)はLMT、MSFT。翌日はAPPLの決算。ガクブル。