塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【米国】ワクチン接種すると毎日ドーナッツがもらえるって【雑談】

塾長です。

日本ではなかなかワクチン接種が進みませんね。

いつになったら順番がくるのだろう。もう1年も引きこもり生活が続いています。

米国は、4月末までに2億回接種が目標らしいですヨ:

バイデン米大統領、就任後100日のワクチン接種目標を2億回に倍増 - Bloomberg

 

そしてワクチン打てば、今年いっぱい、毎日ドーナッツまでもらえるらしい。

Krispy Kreme CEO マイク・タタースフィールドのインタビュー(米国3/26):

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ーどこからこのようなアイディアを思いついたのか?様々なインセンティブは聞いたことがあるが、こんなに甘いのは初めてだ。

・我々は去年からいくつかの取り組みをしている。ヘルスケアで働いてるのであれば、月曜日、バッジを見せると欲しいだけドーナッツをもらえる。シニア向け、高校生向けもやった。卒業式のガウンを着て店に来れば、12個のドーナッツをもらえる。教師、コーチ、輸送業(スクールバスの運転手の事かな?)の人達にも。

2021年に向けてやってきて、アメリカはコロナとワクチンをうまくコントロールしている。チームは過去にやってきた事をベースに、他に出来る事を考えた。ワクチンを接種して、CDCのカードを見せれば、いつでも一つドーナッツをもらえることにした。2021年中で。

ソーシャルメディアでは批判もある。一つのパンデミックを、別のパンデミックで取り換えていると。コロナと糖尿病のことだ。

・我々は甘いお菓子を売っている会社だ。ドーナッツが欲しくなければ、店に来る必要はない。ワクチンを接種して、ドーナッツが欲しければ、もらえるというだけだ。全ては寛容さ。私は多くのドーナッツを病院などに配った。彼らはとても感謝していた。人間は、ときどき甘いものを食べたくなるものだ。それは悪いことではない。

ービジネス全体はどうか?パンデミック初期には、店の前に行列ができた。クリスピークリームはテイクアウト向け。今は多くの店もテイクアウトを始めた。

・人はまだ便利さを好む。テイクアウト、デリバリーはまだ強い。強いままだろう。大きくは変わっていない。人々は我々のドライブスルーを使う。我々のデリバリーは2桁の伸び。一般的に、需要は堅調。変化はあるだろう。店を開けば、人はドーナッツを作っているのを見に来るだろう。しかし、トレンドは継続している。

ー色々な取組みをやっているが、フランチャイジーへの支援は?この投資への見返りは?

・我々は、3千万個のドーナッツを配った。今年も同じような事をやるとは思っていない。我々は常にfund raisingや、コミュニティーへの貢献を考えている。米国では、多くが私企業のシステムだ。我々は、我々の責務は果たす。フランチャイジーは良いパートナー。この過程で見返りがある。

ードーナッツを無料で配り過ぎてしまうことはないか?保険をかけていたりする?誰か後ろで支援している?

・我々のブランドは、クリスピークリームを通じて、人々の生活を良くすること。誰も支援者はいないし、保険もかけていない。毎月曜日、医療関係者は無料にした。ある人は60個注文した。120個の人もいた。しかし、彼らは支払い始めた。数人は毎日来てシステムを悪用する人もいるだろう。そこにフォーカスしていない。フォーカスしているのは、クリスピークリームの寛容さだ。

 

 

ドーナッツ屋って良い商売ですよネ。誰でも作れる(機械化&アルバイトで運営)、原価安い、原材料が腐らない。さらに、アメリカ人は、よく職場でドーナッツ食べる、朝食の代わりにしたりもする。

日本では、多分多くの人が「クリスピークリームって、新宿で大行列を作ったあと、大ゴケしてたよね」くらいしか覚えていないかも。

新宿サザンテラスに1号店を開業し、大行列ができたのは、2006年。

ロッテとリヴァンプが出資したクリスピー・クリーム・ドーナッツ・ジャパンがフランチャイジーになって、店舗展開。当時も、今も。

1号店はずいぶん前に閉店。今は、新宿歌舞伎町、池袋、有楽町、渋谷、横浜駅、川崎駅などにある。15年もやっているので、その周辺の人にとっては、馴染みの店になっているでしょう。 

本体であるKrispy Kreme Co.は、2016年にJAB Holding Co.に買収され、非公開企業化されてしまいました。

なので、株は買えません。残念。