塾長です。
昨日(米国5/14)の米株市場は、前日のは反発を継続。
S&P500、4,173(+1.49%)
Nasdaq、13,429(+2.32%)
【米国市況】株続伸、インフレ懸念やや和らぐ-利回り低下でドル下落 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
10年債、1.6350
ドル円、109.3470
Bitcoin、50,077
経済指標:
4月 小売売上高[前月比]、0.0%(予想1.0%)
4月 小売売上高(除自動車)[前月比]、-0.8%(0.7%)
4月 鉱工業生産[前月比]、0.7%(1.0%)
5月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値、82.8(90.4)
米小売売上高、4月は前月比横ばい-個人給付による消費急増後 - Bloomberg
米鉱工業生産、製造業の指数が2カ月連続で上昇-改善の継続示唆 - Bloomberg
米消費者マインド悪化、1年先のインフレ期待が10年ぶり高水準 - Bloomberg
個別株の動きで面白いモノは無かったかなぁ。
日本人としては、こちらがkになりましたが、マラソンの株も、セブンの株も持っていないので、どうでも良いと言えば、どうでも良い:
7&iのスピードウェイ買収「違法」とFTC委員長代行らが指摘 - Bloomberg
最後に、SkyBridgeのアンドリュー・スケアムーチのインタビュー。インフレ、賃上げ、FEDの対応、株価について:
ーあなたは、スマートマネーについて語ってきたわけだが、スマートマネーは今の市場をどう見ているだろうか?
・リズと同じ考えだ。一部で過熱は見られる。しかし、多くではない。FEDを怖がらせるには、インフレではなく、賃金上昇が必要。CNBCでは、今週一週間、労働者不足について議論してきた。しかし、賃金は上昇していない。フラットなままだ。低・中所得者層では下がっている。賃金が上がらないのだから、FEDのアラームは鳴らない。強気相場は変わらない。ゴルディロック状態だ。コモディティ価格が上昇し、24か月の経済成長が期待できる。だから、成長株に買いが戻ってきたのだ。
ーしかし、人々を職に戻すためには、賃金上昇が必要なのでは?マクドナルドなどの大手も賃上げに動いた。賃上げが拡大するのでは?
・そうだと思う。そしてそれは”闇市場”で起こっていると思う。私はNYでレストランの経営もしている。人を雇うのが難しくなっている。時給15ドルで皿洗いを雇ったら、料理人は20ドルになる。全ての賃金層を上げなければいけなくなるのだ。
ブルーカラーの労働者が働かずに福祉を受けている、と考えるのは間違っている。彼らはとてつもなくクリエイティブである。一部は現金払いの職に就いている。帳簿外の仕事だ。闇市場の仕事と呼んでも良い。需要と供給が釣り合うまで、彼らはコロナ前の仕事には戻らない。人々が家で座っているなんていう話は信じない。
ー政府の給付金が唯一の理由ではないかも知れない。パンチボールの一部ではあるだろう。
・常に一定の割合で、そのような人は存在する。それが大半だとは思わないだけだ。
経済が加速し、賃金が上昇し、人が職に戻り、FEDのデータに表れた時、FEDは考え始めるという事だ。テーパリングや利上げについて囁き声を聞くことになるだろう。しかし、24か月間利上げをしても、株価に影響しなかったのを忘れないで欲しい。私はあまり心配していない。とてつもなく大きい消費の戻りが待っている。15か月に渡り貯まったものだ。子供の頃、缶にばね仕掛けの蛇が入ったオモチャを覚えているだろうか。今後24か月、非常にアグレッシブな経済を目撃する事になる。
なるほどね。
NYのレストランなんかでは、求職者が継続して失業給付金を受けられるよう、帳簿外で仕事をさせている(そうでもしなければ人が集まらない)、って事ですネ。
マクドナルドなどの大手企業だと、そうもいかないので(IRSに怒られる)、真面目に時給を上げるしかない、と。
実体経済は面白い!
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今週のお題「やる気が出ない」