塾長です。
昨日(米国5/21)の米株市場は、ヨコ。
S&P500、4,155(-0.08%)
Nasdaq、13,470(-0.48%)
【米国市況】S&P500種が小反落、インフレ懸念残る-原油反発 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
10年債、1.6320
ドル円、108.9400
Bitcoin、37,105
中国、仮想通貨採掘取り締まりを改めて表明-ビットコインは下落再開 - Bloomberg
経済指標:
5月 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、61.5(予想60.2)
5月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)、70.1(64.5)
5月 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)、68.1
米マークイット総合PMI、5月は過去最高-サービス業がけん引 - Bloomberg
4月 中古住宅販売件数[年率換算]、585万件(609万件)
同[前月比]、-2.7%(2.0%)
米中古住宅販売、3カ月連続で減少-物件不足で価格さらに上昇 - Bloomberg
金融政策:
またもや連銀総裁の一人が資産買入減額を示唆:
フィラデルフィア連銀総裁、債券購入の縮小議論は早めの開始望ましい - Bloomberg
今後のFOMC開催日程は6月15・16日、7月27・28日。8月末にジャクソンホール。その辺りでメッセージが出るでしょう。さて、買い場到来となるでしょうか。
個別株に関しては・・・、メディア界の大御所Barry DillerがAT&Tのワーナー売却についてコメントしていたヨ:
・AT&TのWarner Media売却についてどう思うか?最初に聞いた時、何と感じたか?
ー「Great Escape(訳注:スティーブ・マックイーン主演映画、大脱走の原題)」だ。
独占のパワーについて考えて欲しい。MA Bell(訳注:現AT&Tの起源である全米電話網を独占したいた企業(当時の名前もAT&T)の愛称。Mother Bellより)は死ぬべきだった。AT&Tはケーブルを買い、数年後誤りに気付き、売った。そしてDirecTVを買い、Time Warnerを買った。アイディアは十分育っていなかった。
その後、Time Warnerの資産を傷つけた。実質的にJeff Zuckerを追い出した。彼はCNNを運営していた。(AT&Tが買収して)HRや営業の指揮権を取り上げた。制作局だけが残った。それは、とんでもない侮辱だ。他にも多くの能力を持った人が会社を去った。そして「OK、それでは会社を売っちまうか」ときたもんだ。
しかし、実際は売ったのではない。人々はDiscoveryがWarner Mediaを買ったと言っているが、そうではない。AT&TがDiscoveryを買ったのだ。根性のあるDavid Zaslavがそれを経営するのだ。
マシな手に渡ったと言える。これ以上悪い手は無いのだから。彼はクリエイティブで、根性がある。Discoveryを何も無い所から作った。彼は最適だと言えるだろう。
ーあなたは、Netflixに競合できるところは無いと言っていた。今もそう思っているか?
・イエス。Netflixは数年前(several years ago)に勝利した。スケールがあり、モメンタムがある。キチガイのように番組に投資したからだ。
Disneyではダメだ。Bob Igerは退いた。ナイスとは言えないやり方で。Chapekは(Disney CEOに)値しない。
ーChepekがIgerを追い出したと言う事か?
・そうだ。
Disneyはなんとかやるだろう。しかし、Netflixのスケールとモメンタムに勝てはしない。誰も勝てないだろう。
フムフム。AT&T株、しばらくホールドしておこうと思っていましたが、売りたくなってきた・・・。
ところで、なぜBarry DillerがCNBCに出演していたかというと、AT&Tについて語るためではなく、NYの人工島・公園 Little Islandをオープンしたから。Barry Diller自身が関わっていたのだそうですヨ。まったく知りませんでした:
(こちらのインタビューの内容は面白くないので、割愛・・・)