塾長の資産運用

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【雑談】米国人の四人に一人は老後資金無し【デフレ圧力】

塾長です。

こんなブログを読んでいる皆さんは老後資金について何かしらの準備をされていると思いマス。

米国人は、日本人に比べ、金融知識を持っており、裕福な老後を送れそう、という印象ありますが、貧富の格差が激しい国でもあり、「一般的米国人(中央値)」を見ると、そうでもないらしい(?):

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ー新しい調査※1によると、4人に一人の米国人は引退後の貯蓄が無い事が分かった。

・状況は悲惨だ。あなたが言ったように、四人に一人のアメリカ人は老後の貯蓄が無い。全ての世代についてだ。

 詳しく見て行くと、引退に近い年代である55~64歳におけるretirement saving account※2での貯蓄額中央値は$120,000(≒1千3百万円)だ。$120Kと聞くと多いように感じるかも知れないが、そう多くは無いのだ。毎月1,000ドルの引き出しにあたる。ギリギリの暮らしだ。さらに長生きしたり、病気になったら大変だ。そして、税金がかかる。

ーこれは危機的な状況ではないのか?貯蓄がなくなり、長生きしたら、どうなるのか?

・小企業にとって、employee sponsored retirement plan※3を提供するのは大変なことだ。提案されているのは、小企業において、従業員がカネをプールしておいて、確定拠出年金(defined contribution plan)のようなものを作る事だ。

 

※1:PwCレポート

※2:Individual Retirement Account(IRA)、401(K)、企業年金などの総称。基本的に、引退後の引き出しに税金優遇が受けられる。

※3:401(K)やHSA(health savings account、医療貯蓄口座、医療費のために積み立てておくことができ、医療費のために使う分には非課税)。

 

 

PwCのレポートをベースにYahoo Financeが伝えているので、視聴者の恐怖心を煽り、暗に投資を薦める内容になっています。

 

さて、振り返って日本はどうかと言うと、集計する年齢が5歳ずれているが、こんなデータがありました:

気になるまわりの貯蓄額。同年代はどうしてる? | みずほ銀行

<50代の方>

およそ4分の1が金融資産を500万円以上1,500万円未満保有している
およそ4分の1が金融資産を1,500万円以上保有している
ちなみに、平均貯蓄額は1,194万円、中央値1は600万円となっています。

 

 

ということで、ポイントは・・・:

1.PwCのレポートは、年ごとの変化を追っていない(貯蓄額が年々減っているとかが分からない)ので、確かな事は言えませんが、日本では貯蓄の無い高齢者が働かざるを得ない状況になり、賃金低下圧力を作っているのだとすると、程度は違えど、米国でも同じような状況が起こるのでは?と考えマス。

 

2.日本と米国の老後資金の仕組(その裏にある考え方)の違いが面白い。

日本は、国の仕組として年金制度を持っている。年金の支払いは義務。

米国は、国が特別な口座(の定義)を用意している。個人が口座を作って貯蓄しておけば、最終的に税制優遇を受けられる。貯めるのも貯めないのも個人の自由。

 

3.やはり米国人は豊かですナ。日本人の約2倍貯め込んでいる。”日本人は貧乏”と言った方がピンとくる?