塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

Sprinklr上場。久しぶりにまともなIPOを見た気がする。

塾長です。

昨日(米国6/23)の米株市場は、クローズ直前に売られて、サゲ。特に何かあったわけでもなさそう。

 S&P500、4,241(-0.11%)

 Nasdaq、14,271(+0.13%)

【米国市況】S&P500が小反落、狭いレンジの値動き-国債下落 - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモ:

 10年債、1.4870

 ドル円、111.000

 Bitcoin、33,626

 原油、73.22

円が約1年ぶり安値、FOMC受けたドル買いで-115円模索の声 - Bloomberg

ビットコイン反発、3万ドル割れで「アルマゲドン」は起きず - Bloomberg

 

 

経済指標:

 5月 新築住宅販売件数[年率換算件数]、76.9万件(予想87.0万件)

 同[前月比]、-5.9%(0.4%)

米新築住宅販売、5月は76.9万戸と予想外に減少-高価格が影響 - Bloomberg

 

 

金融政策:

引き続き連銀総裁がテーパリング、利上げ前倒しのシグナルを発信中:

アトランタ連銀総裁、22年の利上げ開始見込む-経済回復に対応で - Bloomberg

ダラス連銀総裁、利上げは22年に-テーパリングも早め開始を予想 - Bloomberg

 

 

 

個別株では・・・、Sprinklrが上場。

Sprinklrは日本語ページも持っているので、気になる方はどぞ。

こちら、CNBCによる、CEOラジ・トーマスへのインタビュー:

www.youtube.com

ー会社の成り立ちを教えてください。郵便の時代に遡るそうですね。

・私は郵便からemailへの転換期に関わる事ができた。我々は、emailだけでなく、全ての顧客との接点を統一的に扱うプラットフォームを提供する。カスタマーケア(注:日本だとカスタマーサポートと言う方が一般的)からマーケティングまで。36種類のチャネルをサポート。

ーあなたは、顧客体験が細切れになって、サイロ下していると言っています。

・4600億人がつながっている。あなたも私も商品レビューを読んでから商品を買うでしょう。次世代のマーケティングは、カスタマーケアから始まる。そのための統一プラットフォームです。今や誰も1-800番(注:日本の0120に相当)に電話して文句を言ったりしない。飛行機を降りた直後、Twitterに「ひどいフライトだった」と書き込むだろう。ホテルをチェックアウトした直後、星1つレビューを書くだろう。どうやったらモダンな方法で不満をもった顧客をケアできるだろう、どうやったら彼らをファンに転換させられるだろう?そのためのプラットフォームを我々は提供する。

ー元Ciscoジョン・チェンバースが取締役会にいて、投資家でもあるそうですね。彼によると、Ciscoの初期と共通点があると言っていた。あなたはどう思う?

・30年ごとに世界は大きく変わる。テクノロジーはそれに追従しなければならない。大きな会社の顧客との接点を見ると、多岐に渡っている。カスタマーケア、マーケティング、広告、顧客調査、セールスがある。今の仕組みは30年前のものだ。我々はAIを使って、次の30年のプラットフォームを作った。ジョンはいつも市場の転換を見ている、成功している。

 

 

AIの部分は眉唾ですが、なかなか良い会社ではないでしょうか?今や顧客の評判を気にする会社が、Twitter掲示板を監視するのは当たり前。今使ってみたいと感じさせる、ユースケースが目に浮かぶ、ビジネスモデルが分かりやすい。

時々「へ?それはどこで儲けるつもりですか?」と考えさせられる会社があるけれど、それとは正反対。面白くない、エキサイティングでないと言えば、その通りでもある。Salesforceなんかに買収されるかも知れない。

久しぶりにまともなIPOを見た気がする。赤字だけど。

・2020年の売上$386.9M、年率19%上昇、

・2020年損益$-41.2M、

だそうです。

 

 

一応ジョン・チェンバースのインタビューも貼って行こう(貼るだけ):

www.youtube.com