塾長です。
昨日(米国7/20)の米株市場は、前日のサゲをほぼ戻して終了。
S&P500、4,323(+1.52%)
Nasdaq、14,498(+1.57%)
【米国市況】株に押し目買い、S&P500種は3月以来の大幅高 - Bloomberg
債券、為替、コモ:
原油、67.32
10年債、1.2090
ドル円、109.90
Bitcoin、29,706
債券強気派の急先鋒、メージャー氏「1%利回り」論に先見の明との評価 - Bloomberg
「回復のモメンタムは失われ、それはデータに表れる可能性が高いとみている」「景況感を示すデータはすでに天井を打った可能性がある。新型コロナに関するニュースや、それが経済成長に与え得る影響に関するニュースは、かなりのペースで流れている。現状を語るとすれば、そういう話になる」
仮想通貨やると、命を狙われるらしい:
イーサリアム共同創設者、仮想通貨から引退表明-身辺の安全に懸念 - Bloomberg
経済指標:
6月 住宅着工件数[年率換算]、164.3万件(予想159.0万件)
同[前月比]、6.3%(1.2%)
6月 建築許可件数[年率換算]、159.8万件(170.0万件)
同[前月比]、-5.1%(1.0%)
米住宅着工件数、6月は予想以上に増加-3カ月ぶり高水準 - Bloomberg
財政:
シューマー氏が目指すインフラ案の早期上院審議入り、かなわぬ見通し - Bloomberg
個別株:
株ではないが、このニュースを取り上げないわけにはいかない。ベゾス、宇宙旅行(と呼ぶには短いけれど)成功。(ほぼ)世界一の金持ちが、命をかけて自社の宇宙旅行を宣伝:
ベゾス氏ら宇宙飛行に成功、ブルーオリジンが商業旅行開始に向け前進 - Bloomberg
そんな夢のある話から引き戻されるニュース。Netflixの会員数の伸びが市場予想を下回った:
ネットフリックス、7-9月新規会員数見通しが市場予想下回る - Bloomberg
株主宛て書簡で「パンデミックで当社の成長が例外的に不安定となり、前年同期との比較がゆがめられた」と説明
4-6月期を地域別で見ると、中南米とアジア太平洋が新規会員数の大半を占めた。一方、米国とカナダの会員数は43万人の純減と、2年ぶりに落ち込んだ。
同社は成長の新たな原動力としてビデオゲームに着目している。
時間外で株価は上昇。アレ?
もう一つの注目決算企業、Chipotle。好決算でした。会長&CEO ブライアン・ニコルのインタビュー:
ー素晴らしい四半期でしたね。既存店売上が31%上昇。マージンは予想以上。
・顧客は店舗に戻ってきているし、デジタルシステムを利用し続けている。エキサイティングだ。店員は素晴らしい働きをみせてくれている。我々は本物の食品、本物の食材にこだわり続けている。人に投資し、顧客に良い体験をもたらしている。
ーその点で懸念と言うか、議論がある。賃金を上げているので、マージンが減るのではないか?賃金上昇を、商品価格に転嫁しているけれど。さらなる値上げがあるのか?商品(コモディティ)価格も上がっている。
・我々は従業員に投資出来る事を喜んでいる。あながた言うように、値上げもしている。我々は幸運にも強いvalue proposition、価格交渉力を持っている。必要な時に値上げができる。ほとんど抵抗を受けない。商品価格については、注目している。値上げはしたくないが、必要ならやるつもりだ。
めちゃくちゃ強気ですネ。そもそも日本とは全般的な経済環境が違うとは言え、コスト増加分だけ商品(or サービス)価格を値上げできる会社ってあるかしら???(特に外食産業)