塾長です。
昨日(米国11/5)の米株市場は、アゲアゲ。止まりません。
S&P500、4,697(+0.37%)
Nasdaq、2,437(+1.44%)
【米国市況】株またも最高値更新、景気回復に期待-国債利回りは低下 - Bloomberg
S&P500種株価指数は週間ベースで昨年8月以来最長の5週連続上昇。
雇用統計は予想より強かったが、米国債相場は上昇。ショートカバーが入ったとの見方と整合的だ。
債券、為替、コモ:
原油、81.17
10年債、1.4530
ドル円、113.4000
Bitcoin、60,921
経済指標:
10月 非農業部門雇用者数変化[前月比]、53.1万人(予想45.0万人)
10月 失業率、4.6%(4.7%)
10月 平均時給[前月比]、0.4%(0.4%)
同[前年同月比]、4.9%(4.9%)
米雇用者数、予想上回る53.1万人増に加速-失業率4.6%に低下 - Bloomberg
金融政策:
タカ派発言ひとつ。
ジョージ総裁、「辛抱強くなれる」の説得力薄れた-インフレ圧力で - Bloomberg
個別株:
昨日の株式市場は「ファイザーのコロナ治療薬が出て、世界が正常化する」→「引きこもり銘柄を売って、外出銘柄を買おう」となったようです。
ファイザー、米でコロナ治療薬の緊急使用申請へ-「圧倒的効果」 - Bloomberg
Dr.ガトリ曰く「コロナの終わり」だと(1:10あたりから)。
デルタ変異種の波を超えれば、(ファイザーの)治療薬やその他市場に出てくる革新により米国におけるパンデミックに終止符を打つことができる。米国政府が(コロナに)打ち勝った事をどのように宣言するか考える時だ。
つ、つ、強気すぎませんか???
そこで株はどう動いたかというと、まずは、こちらのグラフ。青がPfizer、赤がModerna。Pfizerのコロナ治療薬が簡単にコロナを治してしまうなら、もうワクチンは不要だね、ということらしい。
外出銘柄として値上がりしたのは、例えば、Live Nation(青、こちらは好決算とも重なった)、AirBnB(紫)、Expedia(オレンジ)、Norweigian Crouse Line(ターコイズ)、United Airlines(黄)など。
外出してカネの支払に使われるVisa, Masterがそれぞれ+3.78%、+3.98%。
旅行先として有望なLas Vegas Sands、Wynn Resortsは+7.3%、+6.39%。
外食するならDine Brands Global(Applebee、IHOP)、Yum! Brands(KFC、Pizza Hut、Taco Bell)が+4.51%、+1.02%。
しかし、Dine Brandsが日本からのアクセスを遮断しているのは、なんとかならんもんですかね?決算情報も見れません。かつてIHOP日本事業が失敗したのを、まだ怒っているのでしょうか。ただ、日本の(専門店に負けるのは当然として)ファミレスにも負けるのは仕方ないですヨ。IHOPはパンケーキが生焼けだったりするので(うまくマニュアル化できていない/機械化できておらず、個々の店や料理人によって違いが出ているのだと思う)。