塾長の資産運用

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【パウエル議長】長期債利回りが低いのは、世界的な需要のせい。

塾長です。

昨日、FRBパウエル議長が債券価格/利回りについての質問に答えていたので、ここに記しておきます(動画56:30~):

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Q:債券市場について伺いたい。10年債(利回り)は146 basis points(1.46%)となっている。この環境で利上げすることに懸念は無いか?過去6週間の市場の動きから何を読み取るか?

A:短期債の動きは、理解するのが容易だろう。金融政策に敏感に反応する。金融政策の変更期待に反応したものだ。長期債利回りについては、様々な要因があが、まずはグローバルでの国債利回りの話から始めるのが良いだろう。JGB(Japan Government Bonds、日本国債、BUND(ドイツ国債)を見てほしい。それらは非常に低い。米国債であれば、もっと高い利回りが得られる。為替のヘッジをしたとしても、まだ利回りが得られる。リスク・フリーな世界では、米国債への需要が高いのは驚くべき事ではない。それが大きな理由だ。

 neutral rateやterminal rate(これ以上上げると経済が減速してしまう金利・・・という理解で合ってます???)の評価が入っているかも知れない。我々は独自に金利のterminal rate、neutral rateを見積もっている。それらは非常に不確実なものだ。我々は経済で見られるものを基に(金融)政策を立てている。何かのモデルが出すneutral rateに基づくものではない。過去のサイクルからneutral rateを見積もっている。過去のサイクルで起きた事象から多くの事を学んだ。2.25~2.5%に利上げしたとき、3度の利下げに追い込まれた。

 私は長期債利回りについて心配していない。確かに低いが。我々は幅広い経済の状況にフォーカスしている。最大雇用と物価安定にフォーカスしている。

「長期債利回りが低いのは需要が多いからであって、債券市場が景気減速や後退を予想しているのではない」と言ってマスね。10年債利回りの絶対値はあまり気にせず、もっと値動き(速度)に注意を払った方が良いのかも知れません。