塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

銀行株か、成長株か、S&P500か。

塾長です。

昨日(米国12/28)の米株市場は、微サゲ。Nasdaqの方が下げてますが、昨日の上げが大きかったですからね、その反動。

 S&P500、4,786(-0.10%)

 Nasdaq、15,781(-0.56%)

【米国市況】S&P500小反落、ハイテク大手売られる-原油は続伸 - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモ: 

 原油、76.07

 10年債、1.4810

 ドル円、114.7430

 Bitcoin、47,738

 

 

経済指標:

 10月 ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比]、18.4%(予想18.5%)

 10月 住宅価格指数[前月比]、1.1%(0.9%)

 11月 リッチモンド連銀製造業指数、16(11)

米20都市住宅価格指数、10月は伸びが小幅減速-3カ月連続で鈍化 - Bloomberg

 

 

金融政策(日本):

日銀の21年ETF購入額、アベノミクス前に戻る-「事実上停止」の声 - Bloomberg

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは・・・今後は約50兆円の保有ETFの扱いについて市場の焦点が移ると述べた。

日銀が買いこんだETF、国民にiDECO口座作らせて、そこに配るのが一番ですヨ。国民の老後の心配が減る、金融知識が増える、「株の税金が低い」なんて議論が無くなる。

現実は、GPIFに税金入れて、買い取らせちゃうのかも知れません。あぁ、ツマラナイ。

 

 

個別株:

最近の話題の中心は、インフレと金融引締めが意識される2022年はどうなるか(どの株を持つか)?

「利上げと言えば銀行でしょう」という事で、Argus Capital スティーブン・ビガー、Whalen Global Advisors クリストファー・ウェイレンのお話。ポイントだけ。

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  • 〔スティーブン・ビガー〕2020、2021年、IPO、新株発行、M&Aなどにより資本市場に敏感な銀行にとって良い年だった。2022年は利上げが3回予想され、クレジット市場に強い地方銀行の年になるだろう。
    バイデン政権によって規制が強化され、ESGを意識した貸出をしなければならなくなるのは、リスク。自社株買いについても、規制強化されるかも。
  • 〔クリストファー・ウェイレン〕金利ではなく、利幅に注目すべき。来年は利幅が拡大するかも知れないが、集合住宅、賃貸が問題。貸し倒れが多い。それらはコミュニティーバンクにって重要な貸し出し先。ファンダメンタルズは良くても、金融株にとって良い年になるとは限らない。

 

こちら、Crossmark ビクトリア・フェルナンデス。同じくポイントのみ。

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  • 2022年テクノロジー株の利益増加は2021年ほどではないだろう。来年はファンダメンタルズが強いはず。ポートフォリオの中で増大したテックを一部利確して、厳選された一般消費材(consumer discretionary)、金融を買う。
  • 2022年3月にはインフレがビークを迎える。3月利上げとは限らない。5月かもしれない。歴史的には、最初の利上げまで株式市場は好調を維持する。ただし、金融株にとって、長期金利は上昇する必要がある。

 

 

個人的には2022年保守的に運用したいと思っていますが、成長株推しの人もいるので、バランスとるためにも、この記事&動画を貼っておきます:

テスラ株は来年さらに30%上昇も、中国の需要旺盛-ウェドブッシュ - Bloomberg

「テスラに対する全体的に強気な見方の要となるのは、引き続き中国だ。中国は2022年にテスラ車納車の40%を占めるとわれわれは予想する」

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Teslaに限らず、中国での商売は難しいので、話半分に聞いておきます。いつ突然、中国共産党が「海外メーカーの車を買っちゃダメ」と言い出すか分からない。

これは「中国共産党が悪者だから」などという話ではなく、日本は80年代、米国にボコボコにされました。

 

 

さらにバランスをとるため、「S&P500で良いんじゃない?」的な記事も貼っておきます(10年、20年の長期目線では、S&P500が良いと思います):

インフレも敵でない、米S&P500種の強気派-利益好調の予想揺るがず - Bloomberg