塾長の資産運用

アメリカ株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

【ジョシュ・ブラウン】株価が下げたら喜ぶべきだ。

塾長です。

昨日(米国1/13)の米株市場は、反落。

 S&P500、4,659(-1.42%)

 Nasdaq、14,806(-2.51%)

【米国市況】株が続伸、ドルは大幅下落-米CPIほぼ予想通り - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモ:

 原油、81.76

 10年債、1.7110

 ドル円、113.9920

 Bitcoin、42,733

ドルの売り時だ、トレーダーらが大合唱-新興国市場や欧州を有望視 - Bloomberg

円高方向ですね。実際米国利上げが起きたら反転するかしら?

 

 

経済指標:

 12月 PPI[前月比]、0.2%(予想0.4%)

 同[前年同月比]、9.7%(9.8%)

 12月 PPIコア[前月比]、0.5%(0.5%)

 同[前年同月比]、8.3%(8.0%)

米PPIは予想下回る前月比0.2%上昇、インフレ沈静化の兆しか - Bloomberg

米失業保険申請件数、23万件に増加-コロナ感染拡大の影響示唆 - Bloomberg

 

 

金融政策:

昨日はFRB副議長に指名されたブレイナードさんが議会で質問に回答。

ブレイナードFRB理事、3月利上げに含み-インフレ抑制に意欲 - Bloomberg

ブレイナードFRB理事、気候リスクに基づく銀行監督を否定 - Bloomberg

「融資するべきセクターや融資するべきではないセクターについてわれわれは銀行に指示しない」

この方針はパウエルさんとも合っているし、米国金融・経済界は「化石燃料は放っておいてくれ」が本音でしょう。欧州はそれと異なり、北海油田枯渇→ロシアへのエネルギー依存増加を嫌って再エネ推進したい立場。欧州内でもベース電源について、原子力を入れたい核兵器所有国のフランスと、持たないドイツで見解が分かれているし、ここら辺の綱引きがどうなるか、とても興味深い。

欧州委員、次世代原発の新増設に「65兆円の投資必要」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 

個別株:

米国株を扱っていると「Teslaがドイツに新工場建設」「AmazonがRivianに出資した」「Quantum ScapeがSPACでIPO」「GMがEVに何兆円投資」といったニュースに毎日晒されます。そうすると、明日にでも新車販売に占めるEVのシェアが3割、4割、5割と伸びて行く感覚に陥ってしまいそうになるのですが、そうじゃないヨ、というお話がありました。

まずは米国ホンダ幹部の発言。

ホンダ、米顧客のEV需要見極めへ-米子会社幹部が慎重な見方示す - Bloomberg

EVを急ぎ市場に出そうとする自動車メーカー各社の取り組みと「顧客の期待は少しばかりずれていると思う」と慎重な見方を示した。

発言をしたデイブ・ガードナー(Dave Gardner)は、米国ホンダ営業トップなどを経験し、今はCOOなのかな?責任範囲はHonda and Acura, Market Research, Vehicle Qaulity Assuarance andVehicle Distribution and Logistics、Marketing & Consumer Experience、と書いてある。多分、米国内ディーラーから要望を収集・集約し、日本本社に「こんな車を出してくれ」と言ったり、普段は〇月はA車がx台売れる等と計画している人なのでしょう。そのような立場の人が、米国顧客は(メディアが騒いでいるほど)EVを求めていない、と言ったのだ、と。

これだけだと「EVに弱いホンダが悔し紛れに言っているだけ」という会社もできますが、第三者機関調査でもこれに同調している。

その調査とは、Deloitteが行った2022 Global Automotive Consumer Study※1。各国で「あなたが次に買う車のパワートレインはどれですか(内燃機関、ハイブリッド、Pluginハイブリッド、バッテリーEV)?」と聞いた結果がコレ:

f:id:alibertarian:20220114082151p:plain

Consumer powertrain preferences for their next vehicle - Deloitte 2022 Global Automotive Consumer Study

米国(最上段)において「次はEV買いたい」と言った消費者は、たったの5%。

確か米国のEV新車販売比率は3%程度なので(嘘だったらすみません)、それが5%になるなら”順当な伸び”と言えるし、既存自動車会社は脅威だと考えるべきでしょうが、Tesla株の評価(≒$1T、主要既存自動車メーカーの合計より多い)を正当化するのは難しいし、キャシー・ウッドの主張「これからEVが爆売れするのだから、既存メーカーは大変だ」※2には疑いの目を向けた方が良いかも知れません。

 

※1:2022 Global Automotive Consumer Study | Deloitte

※2:

alibertarian.hatenablog.com

 

 

最後は、ジョシュ・ブラウンが下げ局面での考え方を説教していたので、ご紹介:

www.youtube.com

Apple株は最高値から7、8ドルしか下がっていない。これらの株は今後落ちるだろうか、それとも嵐の避難場所となるだろうか。

・俺は後者だと思う。その理由は、「old habits die hard」だ。多くの人が、それらの株を債券のように見てきた。債券は実質マイナスリターンだ。人々は、Apple株の15%上下動を受け入れ、配当と自社株買いを求めてきた。実質プラスのリターンになるからだ。それが、Appleのような株への考え方だった。問題は、そのような人が(今は)多くないという事だ。

 別の問題もある。広く株が売られた時だ。S&P500は、俺は大丈夫だと思うが。もしNasdaqで起きている事がS&P500に感染したら、この割安株の上昇が崩壊したら、APPLEのような株は他の株よりマシだろう。しかし、それと同時に割安となった株を買うための資金源となるかも知れない。「Apple株が6、7%下がった。全然エキサイティングじゃない。それなら、半額になった株に割り当ててしまおう。市場が回復したら2倍になるかも知れないのだ」と。この綱引きのどちらが勝つか予想するのは難しい。

 そもそも、株が下がるのはあなたにとって良いのか、悪いのか、決める必要がある。俺はこれを11年間言ってきた。この番組を見ている人のほどんとは、安値を喜ぶべきだ。なぜなら我々全員、引退に向けて株を買わされているからだ。Nasdaqが200日移動平均を下回ったとき、売ったりしない。それで構わない。俺は買い手だからだ。俺は高値で買うより、安値で買いたい。多くの人は考え方を変えなければいけない。あなたが30年市場に留まるなら、どんなストーリーを持っているのか?既に引退しているのか?そうでなければ、フラットか、下落する年を好むはずだ。まだその段階ではない。少し先の話をしている。ただ、俺はそうやって考えているのだ。

「株価下落を喜ぶ」という域まで達するのは難しい。資産が増えれば嬉しいし、減れば悲しい。

下げ局面では、定期積立が好みです。昨日からiFreeNEXT NASDAQ100インデックスの積立を開始してみた。気付いた時には爆益を出していることを夢見て。