塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

お客さん、今日はFacebook(Meta)がお安くなってますよ!

塾長です。

昨日(米国2/2)の米株市場は、アゲてますネ。最近は、反発して上げ始めたら止まらないケースが多いので、多くのアナリストが外しまくっている。

 S&P500、4,589(+0.94%)

 Nasdaq、14,417(+0.50%)

【米国市況】株が4営業日続伸、好決算のハイテクに買い-ユーロ高い - Bloomberg

 

 

債券、為替、コモ:

 原油、87.74

 10年債、1.7660

 ドル円、114.3700

 Bitcoin、36,923

 

OPECプラス、3月も日量40万バレル供給拡大-増産能力に不安 - Bloomberg

 

インド政府、仮想通貨取引は「違法ではない」-勝ち馬券と同等に課税 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 1月 ADP雇用統計[前月比]、-30.1万人(予想20.7万人)

米民間雇用者数、オミクロン株直撃で予想以上に急減-ADP統計 - Bloomberg

サービス部門の雇用者数は27万4000人減少し、2020年4月以来の大幅な落ち込み。特に娯楽・ホスピタリティーで減少した。

 

 

金融政策:

ハト派が曖昧な発言。

SF連銀総裁は年内利上げ予想、ペース言及せず-マーケットウオッチ - Bloomberg

 

FRB当局者あせらず-利上げペース予測でウォール街あおり気味でも - Bloomberg

今週これまでに発言した6人のうち、3月の0.5ポイント利上げのアイデアに支持を表明した当局者はおらず、引き締めに最も積極的なセントルイス連銀のブラード総裁の発言は、年内5回の利上げ見通しについて「それほど悪くない予想だ」というものだった。

 

 

個別株:

Paypal、決算後時間外で17%ダウンとお伝えしましたが、日中取引で約-25%となりました。

こちら、Paypal直近5年間の株価チャート。こうしてみると、コロナ前の水準よりまだ少し高いくらい。コロナ経済刺激策バブルが終わって正常化しただけ、と考える事もできますネ。高成長(期待)株としては、まったく物足りませんが。

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Paypal 5Y 2022/2/2 - Yahoo Finance

下のビデオでは、Wedbushのアナリストが(多分多くの人が疑問に思っているだろう)疑問「なぜVisaやMastercardは悪くなかったのに、Paypalだけダメだったの?」についてコメントしていた。

www.youtube.com

3点あげていて、こんな感じ。

  • Paypalにとってデビッドカード、クレジットカードに結びつけられた支払いのマージンは低い。高いのは、ACHと呼ばれる、銀行口座からの直接引き出し。パンデミック中はACHの比率が上昇したが、元に戻った。
  • Ebayからの離脱に時間がかかった。6月には終了。
  • カネにならないユーザーを削減し、よりカネになるユーザーへの集中を選択した。

信じるか、信じないかは、あなた次第。

 

 

まぁ、Paypalは過去の話。昨日の決算で大注目だったのはMeta(Facebook)。

メタ株急落、10~12月ユーザー伸び停滞-1~3月見通し予想未達 - Bloomberg

メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)の2021年10-12月(第4四半期)決算ではユーザー数の伸びが足踏み状態となった。また同社が示した今年1-3月(第1四半期)の見通しは市場予想を下回った。今後の成長を巡る懸念が高まり、株価は時間外取引で一時24%下落した。

 

期待外れということで、叩き売られている。こちら、Afterhoursの状況。

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Meta Platforms, Inc. (FB) After hours 2022/2/2 - Yahoo Finance

決算の中では、「Facebook離れが進んでいる」と受け取れる発表もあった模様。

www.cnbc.com

There’s also a shift to products that don’t generate as much revenue as its core news feed. For example, people are spending more time on its Reels videos.

収入の核となるニュースフィードのように売上を稼げない製品へのシフトが起きた。例えば、利用者はReels video(Instagramの動画共有アプリ)により多くの時間を割いている。

自社(Instagram)製品であるRealsを例としてあげているが、動画投稿で強いのはTikTok。「消費者が動画に流れている」と解釈すれば、Metaはシェアを奪われるだろうと想定することができる。

 

 

(ここで何度か書いていますが)SNSはなんとなくsticklyな(一度使い始めたら、なかなか他のプラットフォームに移れない)感じがするのだけれど、かつてMySpaceが廃れたように、そんな事は無いので、SNSには投資しないようにしています。