塾長です。
昨日(米国2/24)の米株市場は、ロシアのウクライナ侵攻により下落していたのが、午後急回復して、オハヘー(おはようございます、へーそうなったの?の略)。
S&P500、4,288(+1.50%)
Nasdaq、13,473(+3.34%)
【米国市況】株反発、バイデン大統領の発言受けて原油が上げ縮小 - Bloomberg
「ほら、戦争は買いだって言ったでしょ」という言葉がどこからともなく聞こえてくるが、今回多くの人がそう言っていたのが逆に心配。
例えば、原油は一時100ドルを超えたが、今は94ドル。「原油高、資源高が来るぞー!」と煽られて、高値で掴んじゃったトレーダーがいるのでは?
原油、94.31
10年債、1.9690
ドル円、115.5380
Bitcoin、38,219
原油、債券が正常に戻ったのに、Bitcoinだけ戻っていない(ゴールドは上げている)。
1月 新築住宅販売件数[年率換算件数]、80.1万件(予想80.3万件)
同[前月比]、-4.5%(-1.0%)
米新築住宅販売、3カ月ぶり減少-ローン金利上昇の影響示唆 - Bloomberg
米新規失業保険申請、予想以上に減少-継続受給者コロナ禍の最低 - Bloomberg
市場関係者によると、3月0.5%利上げは無くなった(0.25%利上げに留まる)らしい。
以下、金融当局者の発言。
米地区連銀総裁、ウクライナ危機でも3月利上げの軌道にあると示唆 - Bloomberg
メスター総裁は、ウクライナ危機が政策決定にどう影響するかとの問いに対し、現在のような「緊急時レベルの緩和策を解除する必要性を変えるとは思わない」と答えた。
バーキン総裁、「時間たてば分かる」-ウクライナが利上げに及ぼす影響 - Bloomberg
「足元のウクライナ情勢でこのシナリオが変わるのかどうか見極めなくてはならない。時間がたてば分かるだろう」
ロシア・ウクライナ関連ニュース、Bloombergの記事だけ貼っておきます。いつか振り返りに使えるかも知れない。
プーチン氏:軍事行動やむを得なかった、世界経済への打撃意図せず - Bloomberg
首都キエフは数時間で陥落も、米英など対ロシア追加制裁発表 - Bloomberg
バイデン大統領、対ロシア追加制裁発表-主要銀行5行や個人対象 - Bloomberg
G7声明、ロシアのウクライナ侵攻「最大限に厳しく糾弾」 - Bloomberg
こちらは経済的影響について:
【欧州市況】株は調整局面入り、ロシア株33%安は過去5番目の大幅安 - Bloomberg
UBSがマージンコール通知、一部のロシア債の価値をゼロに引き下げ - Bloomberg
ロシア産原油、記録的なディスカウント幅-制裁敬遠し買い手が手控え - Bloomberg
今日は防衛関係のニュース、解説で〆。
Cowenのローマン・シュワイツァー(Roman Schweizer)が、だいたいこんな事を言っていた。
昨日の防衛産業株はどうだったかというと、こんな感じ。
- Lockheed Martin、+1.75%
- General Dynamics、+1.04%。
- Raytheon、+1.75%
- Huntington Ingalls、+3.10%。
- Northrop Grumman、+2.44%
- L3Harris、+5.63%
- Boeing、+1.02%
航空・防衛関係を集めたETFであるiShares U.S. Aerospace & Defnece ETF(ITA)を見てみると、直近3か月は上昇基調だが、6か月でみるとヨコ。
そして、コロナ直前の高値119ドル台に、まだ戻れていない。市場は、大規模な戦争を織込んでいない、と。ふむふむ。
今日の一曲は、戦争というより戦闘にちなんで、ICE-T「Reckless Rivalry Combat」。
映画「Breakin' 2」の中、break danceで喧嘩しているシーンに使われている。曲自体は戦闘的でノリノリ。踊りで戦う姿が微笑ましい。人殺しは止めましょう、という願いを込めて。