塾長です。
昨日(米国3/1)の米株市場は、おはぎゃー。ボラが高いなー。
S&P500、4,306(-1.55%)
Nasdaq、13,532(-1.59%)
【米国市況】株が下落、原油高がインフレ懸念あおる-利回り低下 - Bloomberg
セクター別で見ると、エネルギー以外真っ赤っか。
防衛株はどうなっているかというと、こちらSPDR S&P Aerospace & Defense ETF(XAR)の5日間。
原油、100.95
10年債、1.7840
ドル円、114.8100
Bitcoin、44,547
2月 ISM製造業景況指数、58.6(予想58.0)
今日、明日、パウエル議長が議会証言。
パウエル議長、インフレ抑制方針を再確認へ-2、3両日に議会証言 - Bloomberg
需要主導型インフレに対しては利上げで対応するのがセオリーですが、地域紛争→資源高→インフレに対して、中央銀行はどのように対応するのでしょう?ヒントが出てくるか注目しています。
もう始まっている?今日バイデン大統領が一般教書演説。(国民の最大関心事である)インフレに対応するため、(自分がやりたい事である)財政出動を訴えるみたい・・・。
「プーチンは間違えた」 バイデン氏が一般教書演説へ: 日本経済新聞
ロシア制裁、民間分野にも広がる。
アップル、ロシアでの製品の販売停止-ウクライナ侵攻で - Bloomberg
マスターカード、ロシア銀行と取引停止 ビザも追随へ: 日本経済新聞
ロシア側の対抗策(通貨防衛策)。
ロシア中銀、外国人へのクーポン支払いを禁止-ルーブル建て国債 - Bloomberg
今の所「なぜロシアがウクライナに侵攻したか」まともに説明できている人がいない。多くの人がウクライナ侵攻を予想できなかったことからも、それはよく分かる(理由が分からないのだから、アクションを予想できない)。
そんな中、France24(英語で情報発信しているフランスの公共放送)がロシア・ウクライナ紛争の特集をやっていて、こんな事を言っていた(開始から7;25あたり)。
プーチンにとってウクライナの発展は自政権の利益に反するのだ。ロシア国民がウクライナを見て「ウクライナができるなら俺たちにも出来るはずだ。ウクライナ人は我々と似ている。ウクライナと同じような政権を持てば・・・」と考えるのを恐れている。侵攻に対する国際的非難が高まるほど、さらに自政権の安定を脅かすものとして受け取り、対応を強化させるだろう
ロシア人から見て、ウクライナ人をどれくらい羨ましいのでしょう?
幸福度合いは分からないので、数字として比較できる、一人当たりGDPをみてみましょう。データソースは「世界経済のネタ帳」。
最新データである2021年(IMF推計)で比較すると、ロシア$11,273、ウクライナ$4,383。ウクライナ人は、ロシア人より3.8倍カネを稼いでいる。昔はソビエト連邦を構成する兄弟国だったのに・・・。
この説を聞いて、なるほどーこれが理由(の一つ)かぁ、と思いました。「ロシアは、ウクライナがNATOに加盟し米国の核兵器が配備されるのを恐れた」説より、説得力がありました。
そうなると出口が見えてきません。というか、出口は「ウクライナを貧しくする」であり、ロシアはそれを実行中。
Salesforceが好決算。時間外で+3.7%上昇。
セールスフォース、売上高見通しが市場予想上回る-時間外で株価上昇 - Bloomberg
しかし、昨年末からの利上げを意識したハイテク売り圧力には全然かなわない。こちら、6か月チャート。
(テック強気派の)Wedbush ダン・アイブスは「キャッシュフローは魅力的。今の株価は売られ過ぎ。しかし、Slackの買収価格が高過ぎた、Microsoftの領域を侵すのが心配」等と言っている(詳細割愛):
さて、どうしよう?
・・・。
地合いが悪いので、お休みします。「休むも相場なり」