塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

JP Morgan決算。やってられない。

塾長です。

昨日(米国4/13)の米国株は一直線に上昇。PPIは予想以上だったし、株価上がる理由が見当たりませんけど?明日がSQ日だから???

 S&P500、4,446(+1.12%)

 Nasdaq、13,643(+2.03%)

【米国市況】株が反発、国債利回り低下-積極的な利上げ観測後退 - Bloomberg

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、103.79

 10年債、2.6870

 ドル円、125.5390

 Bitcoin、41,174

円が約20年ぶり安値更新、日米金利差や交易条件悪化で円売り圧力 - Bloomberg

 

 

経済指標:

 3月 PPI[前月比]、1.4%(予想1.1%)

 同[前年同月比]、11.2%(10.6%)

 3月 PPIコア[前月比]、1.0%(0.5%)

 同[前年同月比]、9.2%(8.4%)

 

 

金融政策:

ウォラーさんが5、6、7月 0.5%利上げを示唆;
ウォラーFRB理事、米経済は複数回の0.5ポイント利上げに対処可能 - Bloomberg

「私は前倒しアプローチが好ましいと考える。5月の0.5ポイント利上げはこれに合致するだろうし、さらに6月と7月もあり得る」

インタビュー動画も貼っておきます;

www.youtube.com

「多分、インフレはピークを越えただろうが、インフレ制御のために金融を引き締める「フォワドガイダンスのおかげで金利が上がっている。住宅価格は下がるだろう」「ロシア・ウクライナ侵攻による穀物やエネルギー輸出減少などのサプライチェーン混乱について我々は対処できない。できるのは需要を押し下げることだけ」などと言っている。一瞬もっともらしく聞こえますが、利上げすれば、人々はパンやパスタを食べなくなるのでしたっけ?

 

 

財政政策:

なし。

 

 

地政学

Bloombergによるウクライナ情勢まとめ;
【ウクライナ】ロシア軍が戦争犯罪、民間人を標的-OSCE指摘 - Bloomberg

 

軍事産業はウハウハ;
米、ウクライナに1000億円追加軍事支援-軍用ヘリや重火器供与 - Bloomberg

 

 

個別株:

JP Morgan Chaseが決算発表。
JPモルガン、ウクライナ戦争に絡み5.24億ドルの損失-1~3月決算 - Bloomberg

米銀JPモルガン・チェースの1-3月(第1四半期)業績は、ロシアのウクライナ侵攻による相場の落ち込みに絡む5億2400万ドル(約660億円)の損失により損なわれた。

  13日の決算発表によると、損失は「ファンディングスプレッド拡大および、商品エクスポージャー増加とロシア関連カウンターパーティーからのデリバティブ金融派生商品)債権の評価引き下げに関するクレジットバリュエーション調整」の結果だという。

文章を読んだだけでは全然意味が分かりませんが、中身はこれ(↓)のようです;
JPモルガンが最大の取引相手、ニッケル「大物」のショート-関係者 - Bloomberg

要するにギャンブル中毒者に貸したカネが焦げ付いた、と。それは1年前のアルケゴス事件と同じ構図;
金融機関のアルケゴス関連損失、最大100億ドルにも-JPモルガン - Bloomberg

何度同じ間違いを繰り返しても、CEOには70億円のボーナス;
ダイモン氏、インセンティブプログラムで70億円近く受け取り - Bloomberg

ジム・クレイマーは「ジェイミー・ダイモンが自社株買いするから大丈夫」なんて言っている;

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やってられない。

 

 

Deltaも1Q決算。1Qの数字自体は良くないのだけれど、それは織込み済み。市場関係者の注目は2Qらしい。
Delta Air Lines (DAL) Q1 2022 earnings

Jeffries シェリア・カヤオルグ(Shelia Kahyaoglu)がDelta株を勧めていた。

www.youtube.com

 人日の注目はコスト増(注:戦争による原油高や人手不足による人件費増)だった。数か月前にはSouthWestをダウングレードしたのもそれが理由。

 しかし、焦点はコストから価格決定権(pricing power)に移行。Deltaは19年比、ビジネストラベルが75%、国内プレミアムはマイナス10%に戻ったと言っている。

 そうなると問題は、この強い需要が続くかどうかだ。

 キャパシティーは19年比マイナス15%だが、売上はマイナス5%。価格決定権があるということだ。

 消費者の需要は強い。今朝、我々は旅行に関する調査結果を公表した。それによると、ホテルや飛行機の値段が上がっても、旅行日程を短くするだけ。

 我々は航空会社や防衛株を勧めている。

そもそも航空会社は魅力が無いので買いません。旅行関係では、クレジットカード、ホテルに魅力を感じます。

資産インフレで金持ち気分にふけっているアメリカ人が、円安に魅力を感じて日本で散財してくれることを期待しているのだけれど、日本はまだ水際対策やっているのネ・・・。

日本のインバウンド系ホテルに良いモノがないのも問題(投資家目線で)。アパもスーパーホテルも公開していない。西武(プリンス)や、帝国ホテルはちょっと違う。しかたがないのでREITを買っている。

さらに愚痴を言うと、ホテル専業REITが少なく、分散が効かないのも悩ましい。インヴィンシブル(8985)といちご(3463)に全賭けとかしたくない。仕方がないのでオリックス不動産投資法人(ホテル20%程度)なども組入れている。

インバウンドに魅力的な投資先はないものか。

 

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