塾長の資産運用

米国株大好きの塾長が資産運用と関連ニュースを語る。投資は自己責任でネ!

ディスカウントストア[TJX、ROST]の業績に明暗。CNBCの解説が薄っぺらい。

塾長です。

昨日(米国う5/19)の米株市場は、続落。売り圧力が強い。

 S&P500、3,900(-0.58%)

 Nasdaq、11,388(-0.26%)

【米国市況】株続落、一時上昇も終盤に再び失速-ドルは127円台後半 - Bloomberg

一応セクター別では濃淡アリ;

SPDR sector ETF 2022/5/19 - Yahoo Finance

プラスで終えたのは、上位から、素材、ヘルスケア、一般消費財

 

 

債券・為替・コモ:

 原油、111.44

 10年債、2.8550

 ドル円、127.7270

 Bitcoin、30,194

 

 

経済指標:

 4月 中古住宅販売件数[年率換算]、561万件(予想565万件)

 同[前月比]、-2.4%(-2.1%)

 4月 景気先行指数総合[前月比]、-0.3%(0.0%)

米中古住宅販売、2020年6月以来の低水準-金利や価格の上昇響く - Bloomberg

中古住宅在庫は前月比で増加したが、前年同月比では10.4%減。販売に対する在庫比率は2.2カ月。同比率は5カ月を下回ると、市場がタイトになっている兆候とみられている。

  中古住宅価格(季節調整前、中央値)前年同月比14.8%上昇し、39万1200ドル(約4990万円)と過去最高を更新した。

住宅バブルは続く。

 

 

金融政策:

ジョージさんの発言;
ジョージ総裁、株式市場「大荒れ」でも政策引き締め計画変わらず - Bloomberg

「今は0.5ポイントの行動に全く違和感はない」とし、米金融当局の8兆9000億ドル(約1130兆円)規模のバランスシート縮小計画が一段の政策引き締めに寄与するとも発言。「現時点では0.5ポイントでよいだろう。それよりも大幅な行動が必要だと判断するには、何か非常に異なる状況を確認する必要がある」

今や、0.5%利上げがベースケースなので、それ以上の利上げを求めない姿勢はハト派的。

 

 

財政政策:

ウクライナ追加支援決定プロセスがちゃくちゃくと進行;
米上院、400億ドル規模のウクライナ支援法案可決-大統領に送付 - Bloomberg

 

 

地政学

Bloombergによるウクライナ情勢まとめ;
【ウクライナ】米上院、400億ドル支援法案可決-米ロの軍トップ接触か - Bloomberg

 

 

個別株:

安売り小売(ディスカウントストア)TJXとRoss Storesが決算。TJXは期待以上、Rossは期待外れ。こちら、CNBCでは「小売業を買うな、というのは言い過ぎ。過剰在庫を抱えて失敗した会社もあれば、うまくやっている会社もある。良い会社を選別するのが重要」(超要約)なんて事を言っている。

www.youtube.com

企業経営者側からすれば「お前ら、現場の事を何も分かっていないのに、勝ってな事を言うな」という感じでしょうか。サプライチェーンの混乱/消費者爆買い/コロナで従業員が辞めて行く中、棚が空っぽになる/現場店員がいなくなる恐怖に怯えつつ商品企画/発注/雇用業務をすれば、ある程度誤差は出るでしょう。たまたまうまく行った会社もあれば、当てが外れた会社もある、ということでは?中には、何も考えず先期や前年同期の実績だけ見て大量発注してしまった会社なんかもあるかも知れないし、過去にはSearsのように経営戦略が失敗だった会社もあるので、良い会社と悪い会社を見分けなければいけないのは間違いないが。

普段はこのような薄っぺらい解説は無視していますが、今日は特に大きなニュースもないので、書いてみましたヨ。「こいつらバカだ」みたいな事が言いたいのではなく、企業経営や現場を知らない人の言う事を参考に株を売買しない方が良い、というお話デス。

 

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